精神分裂病、躁うつ病、ヒステリー、精神薄弱等々、こころの障害の最重要テーマを、深い考察によって感動的に論じた、世界で最も定評ある伝統的精神医学書の待望の完結篇。
本書は内分泌専門の先生により、とかく難解といわれがちな内分泌疾患の症状と理学所見を中心に病態生理をわかりやすく書いていただき、治療には最新の情報を紹介している。
セルフアセスメント(演習問題)付。小児から高齢者、外来から救急のさまざまな症例が学べる実践に役立つ1冊!
D.W.WinnicottのCollected Papersを訳出したものである。二重の資格に二股をかけ、その間を生きた彼の人生と思考の過程がうまく表現された臨床論文集である。そして、ここに収録される諸論文が彼を紹介する論考でよく引用されるので、結果的に彼の「作品集」のようなものとなっている。
本書は、摂食障害治療の第一人者である著者の記念碑的論文を含む、第一論文集である。著者はこの病態に早くから注目し、その本質に迫る本格的な精神療法による治療を行ってきたことで知られるが、現在でも摂食障害を論じるときには必ず引用される著者の初期主要論文がここに集大成されている。本書の前半には、この病態に対する包括的で精緻な精神病理論が収載され、後半では、ゆたかな経験に基づく家族への援助をも射程にいれた治療論が平明な語り口で懇切に説かれている。
神経性無食欲症・食欲不振症・思春期やせ症などさまざまな名称で呼ばれる若い女性に固有な病いがある。著者はこの病態に早くから注目し、その本質に迫る本格的な精神療法による治療を行なってきたが、第一人者として知られるこの著者の、本テーマをめぐる主要論文がここに集大成された。本書の前半には、この病態に対する包括的で精緻な精神病理論が収載され、後半では、ゆたかな経験に基づく家族への援助をも射程にいれた治療論が平明な語り口で懇切に説かれている。
本書では、脳の受ける栄養制御について述べる前に、第2章では、脳の仕組みと神経細胞(ニューロン)について解説し、第3章では、脳機能を支えている栄養素について記述した。まず、脳を構成するにも、脳機能を維持・発達させるためにも、全ての栄養素が必要であることを再認識するためである。次いで、第4章では、脳機能を反映した幾つかの行動に対し、栄養がどのように関わっているかを取り上げた。そして、第5章では、最近、様々な角度から、脳機能に及ぼすことが明らかになりつつある食品成分について取り上げている。
本文はQ&A形式で、まず主訴、臨床検査のデータ、病理所見などを提示し、その上で病理医が診断に行き着くまでの思考過程について順を追って理解できるよう、丁寧かつ適切に解説している。
カルニチンに関わるすべての医療従事者必携書!カルニチンとは何か…。そのすべてがここにある。