どのような“まなざし”で患者さんたちにかかわっていけば良いのかを“やわらかく”語る、臨床現場で働く看護職に必読の好エッセイ集。
腎臓病学の専門家に限らず、臨床の現場で若い後輩医師を直接指導しておられる指導医クラスの先生方を中心に、経験された症例をもとにシミュレーション化し、それについての設問を提示し、その解答を示し、解説を行った。その結果、時間的経過を追って生き生きとした症例の提示がなされ、そこに出された設問から、その時に何を検査し、その結果から何を判断し、次に何を行うべきか、また、その時の病態をどう考えたらよいか、治療はどうするか、などがわかりやすく展開されている。
この本では、緩和ケアで遭遇する一般的な症状の問題点について述べている。しかし、緩和ケアは非常に広い学問であり、人間の存在に関する問題、精神的、スピリチュアルな問題を含む、多数の論点や分野を網羅するものであることを忘れてはいけない。われわれの、また他の緩和ケアのプログラムの対象の圧倒的大多数の人々は進行がん患者である。つまり、この本は末期がん患者を対象とする緩和ケアに焦点を絞っている。
1991年9月、星薬科大学女子寮では、宮窪栄養士の呼びかけで、寮生有志による薬膳会がスタートした。寮生の健康と栄養を考え、また将来薬剤師となり、母となる寮生共々勉強しようというのがその契機である。定期的にもたれた薬膳会は回を重ねて65回を数えるにいたった。本書は、この薬膳会での献立および用いた食材の生薬関連事項を付け加えて取りまとめたものである。
本書は医学や栄養学関連の領域で臨床栄養学の勉強を始めようとする短大・大学の学生のために書かれた教科書である。内容は精選して管理栄養士の国家試験を目標にしてある。また、模式図、イラストを中心に解説し、表を駆使して内容を整理した。図式では全体像を浮きぼりにし、原理を解説して興味をそそるように試みた。本文左欄外にはスペースを設け、読者がノート代わりに整理できるようにした。
最良の結果を得るために純粋なエッセンシャル・オイルだけを用いる。にきび、ベンピから皮膚病、喘息、ストレス、慢性疲労症候群…現代人に多い病気によく効くアロマテラピー・ブレンドを紹介。自然で安全な自分だけのブレンドで活力ある健康な毎日を生きる。
医薬品の有害作用および相互反応に関することを51の章に分けて解説したもの。
本書には、著者が長年取り組んできた摂食障害患者に対する臨床心理学的援助の活動が、研究としてまとめられている。第一部では、ロールシャッハ・テストやバウム・テストを用いて、神経性食欲不振症者の人格構造を検討した。第二部では、博士の主たる臨床の場である総合病院精神科での患者に対する心理療法とその考察が語られている。さらに第三部では、本疾患に関する社会文化的側面を検討した。
本書は、医師、コメディカルのスタッフを主な対象とした。特に臨床における栄養学に興味を持っておられる医員と研修医、食事指導にたずさわる栄養士などの方々に基本的な栄養代謝の知識を無理なく修得していただけるように、なるべく図解を試みながら手頃な「栄養代謝テキスト」として執筆したものである。
本書では、治療しなければならない肥満か治療を要さない肥満か、その判定方法から肥満の病態治療まで一貫して述べる。
天気のなぜ?なに?がわかる!春夏秋冬の美しい写真とともに、人気の気象予報士がズバリ解説!各地、各月の晴れ、雨の回数がわかる気象データを一挙掲載。
本書では糖尿病を除く代表的な内分泌疾患16症例について提示。時間的経緯を考慮して問題が作成されている。
猛毒をもつ魚や捨てていた鳥の内臓まで旨い珍味に変え、カビさえも利用して風味高き食品を生みだす…。どの民族も美味の獲得に執念を燃やし、深い知恵を働かせ工夫を凝らしてすばらしい味を手に入れた。奇跡的ともいえる驚くべき“食の発明・発見”を探る。
本書は、臨床の場で看護を実践している看護婦や看護を学びつつある看護学生を対象として編纂しました。病態生理に重点をおいて解説を試み、第一線で臨床医として活躍している医師たちの協力を得て、多くの症候のなかからもっとも重要と思われる50の症候を選び最新の知見で書き下ろしてもらいました。でるきだけ見やすく理解しやすいようにイラストを多く用いました。