本書は内分泌専門の先生により、とかく難解といわれがちな内分泌疾患の症状と理学所見を中心に病態生理をわかりやすく書いていただき、治療には最新の情報を紹介している。
本書では、脳の受ける栄養制御について述べる前に、第2章では、脳の仕組みと神経細胞(ニューロン)について解説し、第3章では、脳機能を支えている栄養素について記述した。まず、脳を構成するにも、脳機能を維持・発達させるためにも、全ての栄養素が必要であることを再認識するためである。次いで、第4章では、脳機能を反映した幾つかの行動に対し、栄養がどのように関わっているかを取り上げた。そして、第5章では、最近、様々な角度から、脳機能に及ぼすことが明らかになりつつある食品成分について取り上げている。
噛めない、飲み込めない、手指に麻痺がある、目や耳が不自由、寝たきり、痴呆症などのお年寄り…そんなお年寄りの食事づくりと食事介助のノウハウを学びながら楽しめる、ユニークなシルバー献立集。
第3版では9症例と2つの補習を追加させていただいた。具体的には、臨床現場で遭遇する頻度の高い症例では、最近注目されている脂肪肝(NASH)や9割以上が肝炎ウイルスに起因するといわれる肝癌に対する対策などを追加し、また比較的頻度の低い症例では、肝膿瘍、副脾、伝染性単核症、先天性膵疾患などの症例を追加した。
サル好きの民族といわれる日本人の間では、「サルはマスターベーションを覚えたら死ぬまでやめない」「死んだわが子を抱きつづける母性愛あふれる母ザル」など、「生と性」にまつわるサルの話は、どこかおろかしく「本能」が誇張されている。そんなイメージを払拭し、サルたちの暮らしぶりをじっくり観察してみよう。出産や子育てさえ、学習しなければできないのは、サルもヒトと同じ。サルたちの姿から、わが身をふり返ってヒトの「生と性」を考える、サル研究者のユーモアあふれる報告書。
ベッドサイドで患者さんが訴える症状がいったいどんなメカニズムで起こっているのか-患者さんを理解するうえで欠かせない病態生理の基本を、イラストを用いてわかりやすく解説。
D.W.WinnicottのCollected Papersを訳出したものである。二重の資格に二股をかけ、その間を生きた彼の人生と思考の過程がうまく表現された臨床論文集である。そして、ここに収録される諸論文が彼を紹介する論考でよく引用されるので、結果的に彼の「作品集」のようなものとなっている。
テロワール、ヴィンテージ、栽培、醸造、熟成に至る全プロセスがジャイエ自身の言葉によって説き明かされる。伝説の醸造家が明かす偉大なるブルゴーニュワインの神髄。
抗不安薬と睡眠薬、すなわちベンゾジアゼピン系化合物を中心とした薬剤に共通する眠気、頭痛、口渇、食欲不振などのさまざまな副作用や有害事象について、標準薬に対するそれらの出現頻度の相対リスクで各薬剤間の比較を網羅的に行った一冊。
「野菜博士」がすべてを教えます!身近で簡単に手に入る「旬」の野菜で、健康になる方法がわかる!新装版で再登場。
映画音楽の大御所ルグランがサティの作品を演奏した興味津々のアルバム。ルグラン自身この録音は最高に楽しんだというが、各曲を手の内に収め、すっかり自分のものにした自由自在な演奏だ。音も軽く、ノリも良く、素敵なサティのアルバムが1つ増えた感じ。
最高の音で楽しむために!