最良の結果を得るために純粋なエッセンシャル・オイルだけを用いる。にきび、ベンピから皮膚病、喘息、ストレス、慢性疲労症候群…現代人に多い病気によく効くアロマテラピー・ブレンドを紹介。自然で安全な自分だけのブレンドで活力ある健康な毎日を生きる。
本書は医学や栄養学関連の領域で臨床栄養学の勉強を始めようとする短大・大学の学生のために書かれた教科書である。内容は精選して管理栄養士の国家試験を目標にしてある。また、模式図、イラストを中心に解説し、表を駆使して内容を整理した。図式では全体像を浮きぼりにし、原理を解説して興味をそそるように試みた。本文左欄外にはスペースを設け、読者がノート代わりに整理できるようにした。
この本では、緩和ケアで遭遇する一般的な症状の問題点について述べている。しかし、緩和ケアは非常に広い学問であり、人間の存在に関する問題、精神的、スピリチュアルな問題を含む、多数の論点や分野を網羅するものであることを忘れてはいけない。われわれの、また他の緩和ケアのプログラムの対象の圧倒的大多数の人々は進行がん患者である。つまり、この本は末期がん患者を対象とする緩和ケアに焦点を絞っている。
個人の遺伝情報が規定しているのは、その人が肥満になるかどうか、というよりは、その人の体重や体脂肪量だ。実際、太っている人がダイエットをしても思うように体重は減らないし、逆に、痩せている人が太ることもむずかしい。ヒトの遺伝子は、体重が規定された値になるように、食欲やエネルギー消費量を調節している。遺伝情報による体重調節のメカニズムが解明されれば、われわれの体重を自由に設定できるようになるかもしれない。では、どのような遺伝子が、ヒトの体重や食欲をコントロールしているのか。また、肥満の問題で、環境のおよぼす影響はどのように評価されるのだろうか。著者は、肥満遺伝子を発見したロックフェラー大学の研究グループに、1996年より加わった。それ以来、医学の中でもっともホットな分野である肥満研究の最前線に身を置いてきた。本書では、肥満を対象にした遺伝学の現状と今後の展望を解説する。
どのような“まなざし”で患者さんたちにかかわっていけば良いのかを“やわらかく”語る、臨床現場で働く看護職に必読の好エッセイ集。
奈良のおいしいお店250店掲載。
とびきりうまい新鮮野菜を肴に一杯、そして仲間と鍋パーティー。深く大地を耕せば、「農耕民族」の血がさわぎだす!?読んで楽しく、始めてみればなお楽しい至福の一冊。人生、これに勝るものはない。
食は狂気か?獅子文六、内田百〓@6BE1@、徳田球一、志賀直哉、愛新覚羅溥傑ら二十の胃袋から透かし見えてくる、偏奇、狂躁、そして至福。不変にして普遍の痛快食談。
消化器科医などの内科医に必要な心身医学の基本的知識やトピックス、消化器心身医学の臨床的課題、症例検討での具体的な事例ーこれらについて考察を加えていく。
本書では、幻覚妄想状態やうつ状態などの精神症状を呈する患者への対応の仕方はもちろんのこと、精神症状は明確ではないが、心理的問題が関与していると推測される患者の心の問題にも焦点をあてている。一般臨床にみられるさまざまな心の問題について、わかりやすく、現場の臨床医やナース、そして医学生、臨床心理士、ソーシャルワーカー向けに解説した。
老化とは成熟に達した後にくる加齢変化です。年をとれば、身体の多くの機能が落ちてきますが、脳の結晶性知能のように必ずしも低下しないものもあります。言ってみれば、若い時とは違う状況になってきただけのことで、老化イコール障害を意味するものではないということを理解するための本です。
「傷ついた野鳥育ててー里親ボランティア募集ー」、そんな新聞記事がきっかけで、動物好きの主婦が、「傷病鳥獣」の保護ボランティアを始める。「傷病鳥獣」とは、巣から落ちた野鳥のヒナ、病気やケガや迷子などで保護された野生動物たちのこと。自然保護センターで研修を受け、獣医の先生や先輩ボランティアの力を借りながら、ムクドリやムササビの里親として大活躍。保護ボランティアとして日々学んでいく著者が、「野生動物とのつきあい方」について考えていく様子を含めて、楽しく綴る。
大食漢も美食家も、偏食家もわれわれの「胃袋」の中味には興味津々!!伝統的食材、新しい食品、文豪・食通の愛した珍味などなど、料理の雑学をクイズ形式で紹介。
大家族に育ったキタキツネの子は立派に独り立ちし、一人っ子のタヌキの子は有り余る愛情で死にかけた。さて人間の子は大丈夫でしょうか。旅行者が善意でやるスナック菓子がキタキツネを死にいたらしめ、人間が季節外れの物を食することで公害をまきちらし、動物達を苦しめている。37年にわたって野生動物の声を聞き続けてきた竹田津実が、病んでいる人間社会に、彼らの切実な伝言を伝えます。「今なら人間も大丈夫ですよ。」
本書は、日本水産学会シンポジウムの記録をとりまとめたものである。健康に対する水産生物由来の機能性成分の医学的解明とその利用、および関連する研究方法とその成果が簡潔に記載され、その分野の最新の状況が述べられている。
本書は摂食障害治療の第一人者として重症例・慢性例と取り組んできた著者が、おのずと到達したその治療の「こつ」を、余すところなく披瀝するものであり、摂食障害という病気に苦しむ本人と家族をともに援助するという視点から書かれた、実践的な臨床書である。
増えつづける摂食障害の大部分は、内科の外来を受診している。この疾患は、その段階での対応がきわめて重要である。そのために本書では、こうした現状をふまえて、本疾患の診断と治療のうち、内科医に「できること・すべきこと」を簡潔にまとめた。