織豊期に堺はヴェネツィア、江戸時代になると京はローマ、大坂はパリと比べて語られた。先進地域、上方に蓄積された町と町家の文化から新しい都市居住環境の創造へ。
「いちびり」とは、大阪弁独特のことばで、「調子づいて、はしゃいだり、ふざけたりする人」「すこしばかり、ええ気になっている、困った人」のこと。歩く、撮る、いちびる。妄想と恍惚のはざまで、孤高のイチビリスト、降臨。ナチュラル・ボーン・イチビリストが見た世界とは。
上方歌舞伎を愛するがゆえに、あえてきびしい目で、初めて戦後関西歌舞伎史にメスを入れた多彩な論考と発言集。
新資料やエピソードを豊富に用いて、大阪で活躍した八人の俳人の“人と作品”を浮き彫りにした。大阪俳句史研究会の成果。
小西来山は西鶴や芭蕉などと同時代に生きた大阪の俳人。酒を愛し、人形を愛し、そして何よりも俳句を愛した。その来山の世界を、大阪において「来山を読む会」を結んだ坪内稔典とその友人たちが読み解く。来山の百句を鑑賞した「来山の百句」、主要な俳文に注をつけた「来山の俳文」、来山にかかわるエッセーなどを収録。
大阪の中の大阪の町・道修町12の特色をあげ、いろんな人から昔のゴシップを集め、意外な船場道修町の顔を紹介する。
嵐を呼ぶ園児・クレヨンしんちゃん。「オラ、しんのすけだゾー」のひと言でお茶の間を爆笑の渦に巻き込むのだ。TVシリーズの傑作エピソードがDVDで登場。各巻で10話収録。またまた爆笑!