緒方洪庵の義弟であり大阪の地で医学の発展に尽くした緒方郁蔵、大正・昭和の大礼において指導的な役割を果たした小西大東、文化・行政両面で堺の基盤をつくった高山慶孝、大阪・神戸で中国語の普及と日中親善に力を注いだ西島良爾。これまで光のあたることがなかった4人の人物を豊富な資料をもとに明らかにし、関西文化の黎明に迫る。
本書には、上方咄の会本の版本作品二十五冊(二十五作品)を収めた。
面接試験、ビジネスの場で重視される「人柄」を、顕在的、潜在的側面からわかりやすく解説。
大正期、伝説の落語家・桂春団治の落語をラジオ放送することから始まった上方笑いの放送史。テレビコメディ演出の第一人者である著者が、草創期からの笑いの達人たちの歴史をたどり、かつ、爆笑人気番組をともにつくりあげてきた現在のタレントたちの芸と人となりを熱く語る。
京の御殿玩具の人形は、日本各地にある人形のルーツである。本書では、京のおすまし人形に始まり、大阪の笑いを誘う愉快な人形まで、上方の人形を系統的に網羅し、紹介する。
斯界の第一人者で、人間国宝でもある桂米朝演じる上方落語の世界。本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能していただく。第一巻「四季折々」は、今はもう失われてしまった季節感、のどやかさの感じられる落語を集める。
本書では、実力派サロンがすすめる、大人の女性にさふわしい髪形を大紹介。似合う髪質&顔形、失敗しないオーダーポイントやスタイリングテクまでついた、とっても便利なヘアカタログ。
似合う髪形は、ほかにあるのでは?そう思っている人にこそおすすめしたいヘアカタログ。好感ヘア、簡単アレンジなど、まねしたい髪形を100以上掲載。似合う髪形を探すコツや、ヘアチェンジするときのポイントがわかるから、失敗しないで願いどおりの髪形になれる。
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。落語の原型は上方にあり。江戸の洒脱な落語とは違う上方の強烈な雰囲気を堪能していただく。第二巻「奇想天外」は、シュールな落語大全集。突拍子もない発想の、話芸だからこそ描ける世界。
他の落語本では見ることのできないネタが満載。滅んだ落語のほかに、東京からの移植ネタや、文我代々(初代〜三代目)の速記も収録。目で追うだけでも想像が膨らんでくる、上方落語の新たな展開を予期させる待望の書。
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。第三巻は、「愛憎模様」。渦巻く愛蔵、とまらぬ色気。人間というものの濃さ、面白さが炸裂する。けれどもそこは落語、時代に練られて生き残ってきたかろみを兼ね備えたものを、本人による口上を添えて、堪能していただく。
オダサクのミナミ、洪庵ゆかりの適塾はキタ。晶子の堺、源氏の京都、花の宝塚に尼崎。神戸・浮き寝のかもめ鳥。仏の奈良から奥座敷熊野詣でと遠出して、ついでの豪華客船で海のさんぽ…美しい日本、旧き佳き上方の心懐かしい佇まいと今の温もりに触れる旅。足掛け五年にわたって、丹念に訪ね歩いたお聖さんの新しい関西案内。
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。第四巻は「商売繁盛」。商売の都にふさわしい商人の心意気や、珍商売の数々。落語を通じて上方の経営哲学を知り、ビジネスを学ぼう?という一冊。
そもそも「上方」ってどこか知ってはりますか?はたまた「関西」や「近畿」との違いは?こんな問いからはじまる本書では、まったりとした語り口を武器に、上方文化の普及啓蒙に尽力している気鋭の講演師が、上方の過去・現在・未来についてはんなりと語りつくす。