時は幕末、安政六年。武家の時代は終わりが見えはじめ、世はいずれ沸き起こる大変化の予感に満ちていた。大坂道修町の豪商に縁組みで「売られた」貧乏公家の次男坊・高野則近は、剣術皆伝ながらも昼寝三昧の日々だったが、急遽、右近衛少将に任ぜられ、公家密偵使の密命を帯び江戸に向かう。付き従うのは、つかみどころのない二人の強者と、則近を恋い慕う娘・お悠。しかし江戸入りを阻止せんと京都所司代が繰り出す刺客「雅客」たちの工作・攻撃は、激しさを増していく。はたして少将則近は江戸に着けるのかー。読む手を止められない、傑作時代小説。
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。落語の原型は上方にあり。江戸の洒脱な落語とは違う上方の強烈な雰囲気を堪能していただく。第二巻「奇想天外」は、シュールな落語大全集。突拍子もない発想の、話芸だからこそ描ける世界。
モデル、服、髪型、小物。こだわりを実現するポイントをしっかり解説。簡単!はじめてでも挫折せずに3Dキャラが作れる!
天下分け目の関ヶ原で勝利を収めながらも、金城湯池の大坂城を徳川家康に奪われた石田三成ー。佐和山城に退き、近江で防衛を固めようと腐心する一方、要衝の丹波亀山城の確保を狙っていた。だが家康は、この動きを好機到来と捉え、城を囲んだ西軍の背後を突こうと、自ら後詰めの大軍を率いて大坂を出陣。これを聞き、井伊直政らと激戦に及んでいた三成は、挟撃を恐れ驚くべき決断を下す。己の本領である筑前博多へ一時西下し、九州を平定した上、100万石の大兵とともに再び上方へ上る策に出たのだ。そのためには、日の本最強と謳われる島津との対決は避けられない。西国の地で、三成畢生の大勝負の幕が切って落とされようとしていた!戦国シミュレーションの傑作、激動の第三弾!!
戦前、四代目桂米團治に落語を教わり、戦中は従軍、戦地で落語を演じ、九死に一生を得て帰国。戦後、五代目笑福亭松鶴に弟子入りし、六代目笑福亭松鶴・三代目桂米朝・五代目桂文枝とも親交が深かった。この苦難の人生が、百歳を前に最後のご恩返しと、上方演芸の歴史を語りつくす。落語界ナンバーワンの演芸コレクターでもある桂文我が集めた貴重な資料を同時に公開。当時の様子が鮮やかに甦る!
さまざまなシーンの問題を解き、繰り返し聞くことで、聞き取りのコツが分かる。聞き取りに役立つ文法や、まとめて覚えておきたい表現・用語を適宜掲載。検定試験のリスニング対策にも最適。
売るのは「商品」ではなく「解決策」。ニーズは、ヒアリングで「つくる」。顧客資産をつくれば、受注に困らない。一瞬で心をつかむ名刺交換。目標達成の鍵は「計画」にあり。元リクルート全国1位トップ営業の37の実践テクニック!
薩摩の島津を味方にした石田三成の次なる敵は、最強の軍神・加藤清正であった。三成憎しの一念で兵を挙げた清正は、立花宗茂の居城・柳川城を包囲していた。ここで三成を助けたのは、豊臣秀頼を大坂城から救い出した真田信繁こと滋野幸村である。幸村は、三成を囮として敵の本軍を誘き出す策を考案、清正を罠に嵌めようとしていたのだ。だが三成は、清正を誅すべきではないと考え、驚くべき行動に出る。一方、島津敗れるの報を得た大坂城の徳川家康は、後背の憂いである上杉を牽制するため配下の大軍を東下。趨勢を見極めていた真田昌幸や伊達政宗も蠢動を開始する。日本各地で戦線が拡大する中、果たして三成の上洛は成功するのかー!!
上方落語研究・評論においても第一人者であり、多くの著作を残した桂米朝。中でも、広く芸能・文化に関する論考・考証を収めた『上方落語ノート』は代表作として知られる。本集には「「算段の平兵衛」考」「考証断片・その四」「風流昔噺」などのほか、青蛙房版刊行後の雑誌連載分も併せて収める。全四集完結。
言いたいことが英語で言える120語+身のまわりの150語。LINEスタンプでもおなじみの人気キャラクターたちが登場!かわいいイラストを“パッ”とみるだけで、どんどん英単語がおぼえられる!
今、若者から最も支持される美容界の若きエースが記した魂の一冊。
上方落語研究・評論においても第一人者であり、多くの著作を残した桂米朝。中でも、広く芸能・文化に関する論考・考証を収めた『上方落語ノート』は代表作として知られる。落語論、芸談、噺の原典、古老の芸の記録、芸能史料の解読などを収録。長年の調査研究や見聞に基づく、貴重な記録である。
視点をリニューアルする情報誌[マルサの女]あまつまりな
[P様の匣]喜多乃愛(女優)──演技もテレビも日々勉強! 若手女優は杉咲花さんを見習いたい
[P様の匣]tofubeats(音楽プロデューサー)──突発性難聴とコロナで自覚したイメージと現実の乖離
[P様の匣]阪元裕吾(映画監督)──「日本映画批評家大賞」新人監督賞を受賞した監督の本音
[P様の匣]モト冬樹(タレント)──古希を迎えたベテランタレントが語る「アマチュア映画の最高峰」
[第一特集]悪いひとたち
[第一特集]スターリンと何が違う?「最高指導者」プーチンの歴史的評価
[第一特集]「ネオナチ」はウクライナにいる……世界の過激派集団
[COLUMN]ガーシー、コレコレ〈暴露系YouTuber〉とリテラシー
[第一特集]ジョブズから孫正義までテック業界の大ボラ起業家列伝
[第一特集]『鎌倉殿の13人』が変えた歴史上悪役の本当の評価
[第一特集]ジャンルによって必須要素? 音楽業界から見たリアルな不良性
[第一特集]若頭に溺愛されたい! 最近の少女マンガは“極道”がアツい
[第一特集]今不良に一番人気はスキンフェード!「悪い髪型」の変遷
[第一特集]平成・令和の仮面ライダーが闘ってきた怪人たちの正体
[第一特集]『源氏物語』なんでもかんでも賛否が分かれる昨今、本当の「悪人」とはいったい誰か?
かつては悪役だったが評価が変わった歴史上の人物、ばいきんまんの正体など、あらゆる角度から“悪”を徹底解析。