噺の復活と創作、演出をめぐる論文・随筆・随談。「『そってん芝居』の考察」も新収録。
上方落語と寄席囃子をめぐる論文・随筆・随談。独演会の記録で辿る「わが落語遍歴」も新収録。
今日は何の日?一日一話。漫才・落語等…人と事件の現代裏話。詳細人名索引付。
豊潤なる上方の文化を語り尽す。錚錚たる文化人との対談、洗練された筆致の随筆。主な出演番組の記録も、初めて収録。
映画、ヴァカンス、買い物など身近なテーマに分けた会話を練習しながら、日本での自分の生活をフランス語で説明できるようにしたり、言葉を学びながらフランス人の生活ぶりをのぞいて、フランスの生活を体験できるようにしたフランス語教科書。
薩摩の強豪・島津氏を降した石田三成は、真田信繁こと滋野幸村の献策を得て、加藤清正が包囲する、立花宗茂の居城・柳川城に向けて進軍し、壮大な罠を仕掛ける。三成憎しの一念に凝り固まった清正だが、三成配下の人材の豊富さと、三成自身の真摯な姿勢に感銘を受ける。また、徳川家康の陰謀の証拠を突きつけられた清正の心は、激戦の末に大きく揺れ動いた。一方、大坂に座す家康は、島津敗れるの報を得て、次の手を打った。東国では、真田昌幸や伊達政宗が蠢動を始める。家康を豊臣家の膝下に従えるべく、西海道の兵を糾合し、果たして三成の東上は成功するのか。
織豊期に堺はヴェネツィア、江戸時代になると京はローマ、大坂はパリと比べて語られた。先進地域、上方に蓄積された町と町家の文化から新しい都市居住環境の創造へ。
日本の男色が、支配層の嗜みから一般民衆に拡がり、売色(売春)として成立したのは十七世紀末といわれている。歌舞伎文化の先進地だった上方(京・大坂)では、「野郎歌舞伎」が禁止され、若い役者たちは遊所に流れ込む。その「男色風俗」は、元禄以降に江戸にも伝えられ、上方では「若衆と男」の組合せが基本だが、江戸では、若衆を「裕福な商家の女性」が買うことが優勢になる。その実態は、女装の「美少年」が男女を相手にする世界史的にも珍しい「売色風俗」だった。本書は、「男色図」を介して江戸の性風俗の盛衰を描く「性の図像学」でもある。
「いちびり」とは、大阪弁独特のことばで、「調子づいて、はしゃいだり、ふざけたりする人」「すこしばかり、ええ気になっている、困った人」のこと。歩く、撮る、いちびる。妄想と恍惚のはざまで、孤高のイチビリスト、降臨。ナチュラル・ボーン・イチビリストが見た世界とは。
上方歌舞伎を愛するがゆえに、あえてきびしい目で、初めて戦後関西歌舞伎史にメスを入れた多彩な論考と発言集。
新資料やエピソードを豊富に用いて、大阪で活躍した八人の俳人の“人と作品”を浮き彫りにした。大阪俳句史研究会の成果。
小西来山は西鶴や芭蕉などと同時代に生きた大阪の俳人。酒を愛し、人形を愛し、そして何よりも俳句を愛した。その来山の世界を、大阪において「来山を読む会」を結んだ坪内稔典とその友人たちが読み解く。来山の百句を鑑賞した「来山の百句」、主要な俳文に注をつけた「来山の俳文」、来山にかかわるエッセーなどを収録。
ストーリーマンガと解説文章を中心に、服や靴の購入方法や服飾ブランド、使いやすいアイテムなどを紹介。おしゃれが苦手な人をサポートします。