時には精神病者として隔離され、時には狂人の烙印を押されて周囲に白眼視されながらも自らの信念に従って時代の常識に挑戦し偶像破壊に貢献するエクセントリックたち。その奇行をささえる〈信念〉はどのようにして形成されるのか。正常と異常の間にゆれる〈変り者たち〉の実像を科学的に調査した画期的な心理学。
本書はH.Kohutの自己心理学とそれを取りまく諸理論に関する10年間の著者の研究の総括である。
夢を見る。夢を読む。夢を活かす。夢に学んであなたを変えよう。夢をコントロールし実生活に活かすためのガイドブック。
20世紀を代表する大指揮者として名高いフルトヴェングラーの死ははたして自殺だったのか。エリザベット夫人へのインタビューを実現させた著者が、二人のロマンス、ナチとの闘い、晩年の苦悩など、知られざるエピソードを交えつつ不世出の巨匠の素顔を浮き彫りにし、その生涯と芸術を振り返る。
「百里の道は九十九里にしてようやくなかば、永久の未完成に向かって歩みつづけることこそ、みずからに課せられた道」と、お写経勧進による白鳳伽藍復興に精進の日々を重ねる著者が、今にして語る心のうち、忘れがたい母への思い、師のこと、友のこと…。
げんきなちびぞうは、「なにか」をするのがだいすきです。きょうもさんぽにでて、ライオンのたてがみと、しまうまのしっぽと、わにのはと、さいのつのと、とりかえっこをしました。いったいどうなちびぞうになるのでしょうか?幼稚園〜小学1・2年生向。
アメリカの政治を動かす保守とリベラルの2大社会思潮の対立を、政治学の第一人者が丹念に考察。共和党政権を12年も継続させた保守主義の興隆、さらにソ連解体、経済弱体化で急速に進んだ保守の分裂とリベラルの反撃など、クリントン登場までの熾烈な攻防を解き明かす。日々変化する情報に流されることなくアメリカの本質を理解し、今後の動向を正しく把握したい人に贈る必読の文庫オリジナル。
平安時代の中ごろ、一条天皇の中宮定子に仕え、あこがれの宮中の暮らしや四季のうつりかわりなどをつづり、わが国初の随筆文学『枕草子』を完成させた清少納言の一生。