「入居資格は伝統的家族制度に挑戦する家族であること」友朗が住む地園田団地は、設立者の大富豪の意向で、主夫のいる逆転家族や血縁のない契約家族、同性愛カップルなどが住む実験団地だった。そんな風変わりな場所に今度引越してきたのが小田島博士一家。しかし博士は到着早々何者かに誘拐されてしまった!友朗と団地住人たちは、博士の娘の美宇を助けて真相解明に乗り出すのだが…不思議な街のユーモアミステリ。
本書では、未知に富んだ土の微生物世界を、これから探求しようとする人々に、見え隠れする微生物たちの姿を整理するとともに、その多彩な働きについて粗いスケッチを提供したいと考えた。
近年、製品開発におけるリーン生産方式、すなわち開発プロジェクト方式が注目されているが、さらに複数のプロジェクトの統合管理・最適ポートフォリオの考え方がいま必要とされている。継続的な新製品開発と企業成長の戦略を提示。
習わなくとも、この一冊でひとりでキモノが着られる。着物を初めて着るかたにもわかりやすい図解・イラスト・写真で解説。
本書は海に憧れた少年ビセット(著者)が、15歳から20歳までの5年余(4回の世界周航を含む帆船生活)の、アプレンティス(士官見習生)、あるいは若きセコンド・メイトとして送った体験を、後年の豊富な海上経験を加味して興味深く書き綴ったものである。本書には、今世紀初頭の帆船から汽船への技術革新、シーマンシップの原点、帆船乗りの栄光と悲哀が巧みに組み込まれている。
小学中級から。
15の物語には、人が熟年期以降に直面する、若さや力の喪失、孤独、絶望感などに対処するための英知が秘められている。各物語の謎解きをしながら、人生の後半での心の発達について、わかりやすく語る。
15の物語には、人が熟年期以降に直面する、若さや力の喪失、孤独、絶望感などに対処するための英知が秘められている。各物語の謎解きをしながら、人生の後半での心の発達について、わかりやすく語る。
給与所得者・パート・自営業者・夫婦・家族の税金から、マイホームの売買・贈与・相続に関する税金まで、誰も言えなかった“大きく浮かす”最新ポイントを公開。
素朴なぬくもりを残しながらも、90年代に息づくアメリカン・カントリーケーキの紹介に加えて、NYのお菓子研究家へのインタビュー、NYでの旅の楽しみ方までを含めた、新しいタイプのお菓子の本。美しい写真の数々はオール・ニューヨークロケ。
明治の初め、国際港となった横浜は、戊辰戦争の後遺症が癒えない東京を尻目に活気に沸いていた。新宿の遊女だったお倉はこの活気にひかれるようにして横浜にたどり着き、関内に料亭富貴楼を開業する。お倉の才覚によって富貴楼は繁昌し、明治の元勲たちもここに集まってくる。金沢八景で憲法の草案を練る伊藤博文もその一人。富貴楼は政治と経済の中心になり、お倉の活躍が始まる。
門付けからはじまった放浪の生涯。
専門用語では、私たちがふだん“自分”として認識しているものを「意識」、自分のなかのもうひとりの“かくれた自分”を「下意識」とよびます。意識と下意識が激しい葛藤を起こすようになると、抑えきれない不安感やストレスにおそわれたり、胃潰瘍や自律神経失調症といった身体を蝕む事態にまで発展しかねません。本書でご紹介するのは、このような意識と下意識の関係をうまく調整する催眠のテクニックです。本書では、誰にも頼らずに自分一人で取り組める催眠として「自己催眠」を取り上げています。