本書は動脈脈波を基礎と臨床の両面から分り易くまとめたものであり、前半は脈波波形、脈波速度、収縮期心時相について日常臨床への利用を、後半は脈波の成因、その伝播の様相を工学的立場から解説した。
「体のゆがみ」を正せば、腰痛・肩こり・内臓の異常もなおる。
日本でよく見られる鳥約350種を収録した図鑑。鳥がよく見られる場所を5つのフィールドに分け、その中で、大きさ別に分けて掲載。巻末に種名さくいんつき。
名実ともにUKロック・シーンを代表するバンド、ブラー。デーモン、グレアム、アレックス、デイヴ-4人が出会った瞬間始まったブリットポップの季節と、その記憶を鮮やかに彩る、デビュー作『レジャー』から最新作『13』まで。いくつもの苦悩、スターダム、そして挫折を経て鳴らされた「ブラー」という名の成長の物語は、郊外に育った多感な少年たちの世界との闘いでもありました。生い立ち、4人の出会い、初めてのセッション-10年の歳月=3862日間に彼らが駆けぬけたすべてのシーンを、筆者が丹念なリサーチと膨大な量のインタヴューとあますことなく再構成した初の公認バイオグラフィ。
本書は、『科学の終焉』の続篇のような体裁になっているが、実は著者ホーガンの「前著では心に関連した科学に対する扱い方が不充分だったのではないか」という反省に発して書かれたものであり、したがって内容は、「心に関連した科学」だけを、『科学の終焉』におけるそれよりもはるかに詳細に考察したものである。
リースを導入する際の注意点を、実際の手順に従って解説。特に複雑な税務・会計については、Q&A方式で具体的に説明。税制改正、投資減税、廃棄物処理法の改正等をふまえて大幅改訂。巻末にリース標準契約書を掲載。
舞台用語、せりふなどの歌舞伎ことばの辞典。ことばの由来、歴史、時代背景にも触れながら歌舞伎の世界を解説する。内容は歌舞伎由来の現代語、俳優と興業、演技の形、役柄と類型場面、作品と作劇術、舞台機構と美術、音楽と効果音、歌舞伎界の通り言葉の8項目に用語を分類して配列。項目については一般にはあまり説明されない大道具・小道具・衣装・鬘など裏方の職掌や隠語等についても収録。巻末に50音順の事項索引を付す。
仏検受験希望者・フランス語を学びはじめた読者の聞きとりの力をつける問題集。
この本は「おとなの自閉症の人」に焦点をあて、成人期にむけて小さい時期から準備をしておくことが必要と強調しています。またこの本は、「能力の高い自閉症の人」に焦点をあてています。この人たちが抱えるさまざまな問題を、「コミュニケーション」「社会性」「こだわり」の三つの障害からとらえ、具体的なエピソードをたくさん紹介しています。次に、その問題をどうやって乗り越えるか、あるいは食い止めるか、実に多くの例を挙げながら答えてくれます。
20世紀の最終年2000年。編著者らは、新しい世紀にふさわしい体力標準値を作成すべく、従来の項目を大幅に見直して本書の内容を一新した。さらに高齢化社会へ移行する21世紀、中高年の健康や体力もますます重要視されてくる。これまでは、身体運動といえばその対象は主として青少年に向けられてきたが、今ではその焦点は中高年にまでひろげられ、体力診断の基準値やそれに基づく運動処方のプログラム作成は必要不可欠となっている。本書は、このような社会の要求に応えるべく最新の資料を収集して「最新の基準値」を提供することを心がけ、あわせて発育の加速化に伴う体力の発達、および加齢による体力の低下の推移をグラフでわかりやすく表示したものである。
窓の外にあやしげな景色がうつり、見知らぬ声が蘭によびかけてきた。その声にさそわれるように疾風村をおとずれた蘭、留衣、翠のまわりでおこる数々の不思議。そして、この村で見つかった、まぼろしの草「エマヒクサ」の謎を追う翠にせまる危機。蘭は翠のピンチを救うことができるか…。超能力少女「蘭」とユニークな仲間たちが大活躍するSFライト・ミステリー、待望の第二弾!小学上級から。
ここに潜入せずにはアジアを旅したとは言えないゾ。人生が変わるほどの体験…タイ・ゴーゴーボーイズバー、台湾・変身写真館で、セクシーショット!気分はすっかり大女優、色あせたタバコ、高麗人参粉末…北朝鮮国境の物品展示は超シュール。
ひょんなことから、富豪グリーンリーフに息子を連れ戻してほしいと頼まれ、貧乏青年トムはイタリアへと旅立つ。イタリアでトムが出会ったのは、金にも女にも恵まれた放蕩息子ディッキー・グリーンリーフだった。裕福で自由奔放なディッキーに羨望を抱くトムだったが、ふとした瞬間に、自分とディッキーの容貌が酷似していることに気づき、あることを思いつく…。サスペンスの巨匠ハイスミスの代表作。