二人の楽しい出会い。通奏低音はキース一人が受持ち、聴き手は低音が少し淋しい代りに、二人の合奏の妙味に集中して楽しむことができる。キースは饒舌だが品位ある見事な即興を展開し、ミカラもそれに触発されて思い切った即興的フレーズをちりばめる。
B.C.R.通算4枚目、イアン・ミッチェルが参加した唯一のアルバム。アメリカ市場を十分に意識した作品で、カナダでレコーディングされた。(4)(11)などのヒット曲の他、ラズベリーズ(1)やビーチ・ボーイズ(7)といったカヴァーも今となっては面白く聴ける。
人気のマジシャン、セロ映像集第2弾。前作に引き続き今回も好評の“ストリートマジック”を中心に構成。人気キャラクターであるセロじいさんの未公開映像や、インタビューなど盛りだくさんの内容。
ストリート・マジックという新たなジャンルを確立した人気セレブ系マジシャンによる映像作品第3弾。お札を使ったマジック・レッスンをはじめ、テレビで放送されていない未公開映像を多数収録。
99年に代々木第一体育館で行なわれたエネルギッシュな“DISCOVERY”ツアーの完全映像化。映像監督に丹修一を起用し、躍動感と臨場感にあふれた大迫力の画面となっている。
壮大なオペラのスケール感を伴なったドラマ性あふれるサウンドが特徴の彼ら。今作では音の層がさらにブ厚くなり、北欧産らしいイングヴェイ・マルムスティーン的様式美ムードもアップ。紅一点の歌声も含めファンタジックでスリリング、これが醍醐味だ。
これまでの歌メロを生かしたバンド・サウンド的なアレンジから、楽曲自体のクオリティを最優先させる細部まで手の込んだアレンジによる作品へと昇華したミスチルの意欲作。聡明な歌メロは当然のこと、聴き手の興味のツボを抑えたアレンジには頭が下がる。往年の名曲をスーパープライスで!
四つ折りのデジパックのジャケ写全面がひまわり畑。歌詞の主張に異論はあっても、このこってりとしぶとい歌唱とくっきりと力強くヌケのよいサウンドにはついつい引き込まれてしまう。シングルでおなじみの曲もそうでない曲もそうでない曲も全体がハイ・テンション。
往年の名曲をスーパープライスで!
フランスからやって来たキュートな美女をめぐって、恋の大騒動が勃発! ソフィー・マルソーの魅力がこれでもかと炸裂するラブ・コメディ。スクイーズ収録、5.1chサラウンドにて。
イカ天の後番組で何週か勝ち抜いていたテレフォン・キングのギタリストだった方のセカンド・アルバム。YUKIへの楽曲提供でも知られている。やや雰囲気先行の感もあるが、ハウス〜ヒップホップも消化した新世代のルーツ・ミュージックを展開。
2000年と2001年のなんばグランド花月での桂文珍独演会のライヴ録音。捕らえた鷺と空中に舞い上がる「鷺捕り」と、上方落語の名作「不動坊」をじっくりと楽しむ。
渡辺俊幸はわが国屈指のメロディストだと思う。近年のNHK大河ドラマの音楽は、かつての硬派な路線から随分柔らかい方向へと変わってきた。2002年の『利家と松』はメインテーマといい、主要なテーマといい、まるで恋愛映画のごとくロマンチックでメロディアスだ。