柳楽優弥主演のヒット映画の坂本龍一によるサントラ・アルバム。彼らしいピアノ・ソロによるトラックも多いのだが、実はサントラでこそ実験や冒険をするヒト。この作品では、アジアを舞台とする映像に、あえてケルティックな響きを持つ音楽をぶつけている。
70年代サーフ映画を代表する『モーニング・オブ・ジ・アース』始め、伝説のサーファーたちが超絶ライディングを見せる作品3作をセット。これを観れば今すぐ海に出かけたくなる!
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恒例の“だびよん劇場”でのライヴを収録。伊奈かっぺいの津軽弁による話芸は逸品である。爆笑が続く標準語の中にワン・フレーズだけ津軽弁を入れるコーナーは圧巻。津軽人が津軽弁で他の東北地域の方言や言葉を笑う辺りは二重三重の諧謔を楽しむ。
浅井の詞をUAが歌ったり、UAがコーラスにまわったり……と極めてバラエティに富んだファースト・アルバム。4人が生み出すオーガニック・グルーヴを、全12曲にわたって堪能できる。
哀歌とは日本の場合たいへん歌いやすい歌でもある。こうして加藤登紀子にきちんと歌われると、頭の中で自然と日本人である自分が同時に歌い出していたりする。邦楽というよりまさしく日本のスタンダード・ナンバーを集めた良心的な傑作である。
坂田明、森山威男を擁する伝説の山下トリオの、75年のドイツでのライヴ・レコーディング。3人が疾風怒濤のごとく突っ走る演奏はまさに圧巻だ。3人の個性がぶつかりあい、山下トリオでしか創り出すことのできない音楽をクリエイトしている。迫力満点だ。
2001年末にメジャー・デビューした“妖怪ヘヴィメタル・バンド”の通算4作目にしてメジャーからの第2弾フル・アルバム。完成度の高い楽曲とスリリングな演奏、そして黒猫の伸びやかなハイ・トーンと瞬火のパワフルな歌声とのツイン・ヴォーカルが冴える。★
ドラムスの熊谷がカシオペア出身。ベースの須藤はT-スクェア黄金期のメンバー。その後も随所で活躍してきた二人を軸に、4人編成のフュージョン・ユニットを結成。これはそのデビュー作で、気負いのないキャリアが物を言うオリジナル集。二人の出自もちらほら。
D.スカルラッティ以降の、有名なピアノ独奏曲ばかりを27曲収録している。プーランク、シンディングなども入っているのが洒落ている。奏者も16人が名を連ね、一流ピアニストの華麗な競演集にもなっている。
倉庫より新たに発見された、貴重な未発表映像を満載した甲斐バンドの25年史。プロモーション・ビデオやライヴの映像も収めた、CD-BOX『Highway25』の映像版といえる内容だ。
2002年11月29日に行なわれた一夜限りのライヴから、人気の高い曲をたっぷりと。またデビュー曲から「RAIN」までのPVに加え、特典として新曲のメイキングを収録。