天使の歌声、白鳥恵美子のベストだがいわゆるヒット曲ではなく、クラシックやスタンダードのカヴァー・ベスト。透明で心に染みる歌声、心が洗われるとはきっとこういうことを言うのだろう。どの曲も名曲なのに、それを白鳥恵美子で聴くという、これはまさに贅沢。
『蜜』から1年10ヵ月ぶりとなる柴咲コウの2ndアルバム。彼女自身の作詞曲「Glitter」「Sweet Mom」「memory pocket」といったヒット・シングルを中心に、バラードからアップ・テンポのナンバーまでヴァラエティに富んだ内容となった。
このアニメはテレビ、劇場、OAVと次々に作られた人気作で、使われた主題歌も数多い。これにキャラクター・ヴォイスによるオリジナル曲を合わせて、『オレンジロード』ソングの中から15曲をピックアップした、ファンには嬉しいベスト・ヴォーカル集だ。
クラブ・シーンで着実に地位を築きつつあるakこと柿原朱美。3枚のアルバム『LOVE』『dreamin'』『yes』からの選曲にNY録音の新作も加えたスペシャル・セレクションが登場。
洋楽の日本語カヴァーで一時代を築いた名訳詞家・漣健児を追悼するトリビュート・コンピ・アルバム。ザ・ピーナッツや中尾ミエ、奥村チヨ、坂本九など、レーベルを超えた錚々たるラインナップによる決定版。
ケニー・ギャレットやゲイリー・トーマス・グループなどで活躍してきた大西の初リーダー作。女性らしいしなやかさよりも力強さを前面に打り出したピアノ・タッチが心地よい。ことにオリジナル(1)の個性豊かな弾きっぷりに、将来の成長が期待出来る。
アース・ウィンド&ファイアーが、81年にオークランド・コロシアムで行なったライヴを収録した、全盛期の彼らのパフォーマンスを堪能できる一作。モーリス・ホワイトが引退を表明しているだけに貴重だ。
沢田聖子の25周年記念スペシャル・ベスト・アルバムで、CD+DVDの豪華2枚組仕様。DVDには、25周年記念全国コンサート・ツアーのオフ・ショットを含む貴重なライヴ映像を収録。
50弁シリンダー・オルゴール“オルフェウス”の音をサンプリングして生まれた、オルゴールの美しい調べを堪能できるシリーズ。スタンダードからヒット・ソングまでを奏でる清らかな音色に、ひとときの安らぎを覚える。
公私ともに充実している岡本真夜。大ヒットとなったベスト『RISE 1』の発売に伴い行なったライヴが本作。アコースティックとストリングスで綴る名曲の数々に酔いしれたい。
遺作が30曲。イタリアで活躍してきた中堅の関孝弘が、音楽の様式美、民族的な情感、哀愁、歌心を巧みに捉えた演奏を披露している。真面目な研究の成果が音楽に無理なく反映し、非常に好ましい仕上がりだ。嬰ハ短調の例のノクターンで締め括る構成も粋。
85年のデビュー曲から最後のシングルまでを収めたヒストリー・ビデオのDVD化(オリジナルは97年3月発売)。TVスポットなども入っているので、今観るとなかなか興味深い。
アルバム『absolute ego』をひっさげて行なったツアーから、4月23日のZepp Tokyoでのライヴ。初のライヴ作品なのに加え、DVDはオフ・ショット満載でさらにうれしい。
92年に劇場公開された、矢野顕子の名盤『SUPER FOLK SONG』の傑作ドキュメンタリー映像が再発。ピアノと唄だけのレコーディング。一発録りの緊張感の中、カメラは執拗に追い迫る。
EPIC RECORDS JAPANの創立25周年を記念して行なわれた“LIVE EPIC 25”から2003年2月23日の代々木第一体育館最終日の模様を収録した2枚組DVD。豪華アーティスト勢揃いのメモリアルな一夜を。