浅倉大介が結成したユニット、Iceman。クリップ集『0:00-H ICEMAN』『V-SCALE1』『V-MUTATION』をまとめたもの。華やかなでサイバーなテクノ・ミュージック の世界。
元クライズラー&カンパニーの斉藤恒芳プロデュースだと分かると、オペラの名曲とテクノの摩訶不思議な合体も合点がいく。ダンス・ビートに乗って展開される(2)(4)などは、おいおい本気かよと言わせる面白さがあり、クラブ版レイヴ・オペラを観ている気分だ。
ロックンロール道を走り続ける彼らの15年の軌跡をまとめた2枚組ベスト・アルバム。最近はファンクな要素も取り入れているようだが、やはり昔のあの気怠い感じは、すっかりロックンロールを聴かなくなった今聴いてもタマラナクかっこいい(ハート)。
3月8日に東京ドームで行なわれたJUDY AND MARYのラスト・ライヴの模様を収録。数々のヒット曲を聴くにつけ、解散することが残念だと感じてしまう。とにかく完全保存版。
95年にリリースされた人気タイトル『Moon』を廉価にて初DVD化。満月が描き出す幻想的な風景を、虫の声などの自然音とともに映像作家・山口保幸の演出で収録した究極の癒しアイテムだ。
一周忌に合わせて発表されたトリビュート作。ゆかりの人々を集めた参加者の顔ぶれに圧倒されるが、才気煥発の(7)あたりを除けばカヴァー演奏の解釈は総じて原曲の印象に忠実。とはいえ各々の演奏クオリティやプロダクションは実に丁寧で聴き応えは十二分だ。
新しい「乾杯」との呼び声も高いヒット曲(10)をフィーチャーしたフル・アルバム。いつもながらの気迫に加え、ヒップホップ風の(2)、なぜかレゲエの(3)など、楽曲のバラエティも豊か。また、(10)や(5)など初期の瑞々しいメロディを思い出させる曲が多いのも魅力。
“イルカ最後の楽園”と呼ばれる、中米ホンジュラスはロアタン島ロケによる映像作品がDVD化(オリジナルは94年発売)。ミュージック・ビデオを超えたネイチャー・ビデオ作品となっている。