どんな食材とも相性がよく、多彩なおいしさを生み出す味噌には、毎日食べても飽きない魅力があります。味噌は微生物群が生み出す天然の生きた旨味、甘味、香味のハーモニーが楽しめる最高においしい食材であり、消化のよい植物性蛋白質と脂肪と繊維に富む、体に負担をかけない栄養源、体にもおいしい調味料です。放射能や環境ホルモンを追い出す力があり、アレルギーを抑え、老化を防止して内側からの美しさをつくります。味噌を食卓の常備調味料として、もっともっと活用してみませんか。この本をガイドに、味噌のおいしさと生命力を体中で感じてください。
稀代の“食通”“料理名人”として料理史にも名を残すオペラ作曲家ロッシーニ。その生涯と実像を豊富な資料から探る。“ロッシーニ料理のレシピ”も多数掲載。
哲学はいかにして宗教に出会うか。フィヒテ哲学の頂点にして最も輝かしい光点、ドイツ観念論の無二の記録、人類が持ちえた最も深遠な著作と称えられる古典の改訳決定版。意識の徹底的な分析のみを支えとして、至福の生への道程を指し示す、万人に開かれた宗教論の傑作。
ある日突然、人間を攻撃しはじめた鳥の群れ。彼らに何が起こったのか?ヒッチコックの映画で有名な表題作をはじめ、恐ろしくも哀切なラヴ・ストーリー「恋人」、奇妙な味わいをもつ怪談「林檎の木」、出産を目前にしながら自殺した女性の心の謎を探偵が追う「動機」など、物語の醍醐味溢れる傑作八編を収録。『レベッカ』と並び代表作と称されるデュ・モーリアの短編集、初の完訳。
病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピーは、ふとしたことから16世紀の荘園に迷い込む。王位継承権をめぐる歴史上の大事件にまきこまれた少女の、時をこえた冒険。中学以上。
3歳で野球と出会い、父と2人で本格的な野球の練習を始めたのは小学3年生のとき。野菜ぎらいの偏食で、やせっぽちなのに、中学生のころには140キロに近い速球をらくに打ち返すようになっていたといいます。のちに7年連続の首位打者となり、「プロ野球の至宝」といわれるイチローの、これまでの歩みを描く。
本書では、視察により解ける問題も、基礎理論に忠実な形で扱われる。この手法によって、「場の解析学」と「特殊関数」を現実に対応した切実なものとして、そして「電磁気学の基礎」と「その応用」を、それらに支えられた確かな理論として理解できる。
大むかし、エジプトの人たちは何のために、どういう方法でミイラを作ったのでしょう?「ミイラ作り」のふしぎに迫る知識の絵本。
構造主義のナラトロジーの脱構築の果てに見えてくる新たな物語理論の肥沃な領野。ポスト構造主義のナラトロジーの全貌を伝える。
『魔の山』を主軸に黙示録的アレゴリーの成立過程とその展開を探る。
西風がくれた木の実の鍵で幼いジョンが知った木の秘密とは?…表題作のほか、動物たちのことばがわかる妖精のスカーフを拾った少年の話、ピクシーに見そめられて結婚した少女ポリーの話など、幻想的で楽しい六つの物語。小学5・6年以上。
本書は、アルコール依存症に伴う身体的、心理的な家庭内暴力の被虐待児(これをアダルトチャイルドと呼ぶ)をモデルにした、その回復のためのワークブックです。著者は交流分析療法の理論とその技法、そしてアダルトチャイルドの概念を統合して、一般の人にもわかりやすい理論と技法を縦横に駆使し、誰にでも使えるワークブックにしました。
ここ“エッグ・スタンド”はカクテルリストの充実した小粋な店。謎めいた話を聞かせてくれる若いカップル、すっかりお見通しといった風の紳士、今宵も常連の顔が並んでいます。狂言誘拐を企んだ昔話やマンションの一室が消えてしまう奇談に興味はおありでしょうか?ミステリがお好きなあなたには、満足していただけること請け合い。-お席はこちらです。ごゆっくりどうぞ。
本書は、日本でのダチョウ飼育を産業として育てていこうと早くから取組みを始めた各人が、それぞれの失敗や成功の経験にもとづいて執筆している。たいへん実践的な本であり、ダチョウの導入や実際の飼育に役立つ。また、動物としてのダチョウに関心のある読者にも、参考になる。