ふくろうおやこはきのえだにとまってすやすや、おやすみちゅう。そこへ、こうもりおやこがやってきました。えだのうえとえだのしたーなかよくおやすみ…できるかな。
知られざる花鳥画の絵師、小原古邨。その全貌に迫る。
富商の娘を娶り、藩の有力派閥の後継者として出世を遂げる三浦圭吾。その陰には、遠島になってまで彼を守ろうとした剣客・樋口六郎兵衛の献身と犠牲があった。十年後、島から戻った六郎兵衛。だが、二人は敵同士として剣を交えざるを得なくなる…。派閥争いに巻き込まれ、運命に翻弄されていく男たち。彼らは、何を守るために刀を振るうのか。真に大切なものを問う、葉室文学、円熟の遺作。
都会の公園から近隣の山まで、関東1都6県の探鳥地92か所を収録。それぞれ探鳥地をホームグラウンドとする野鳥のスペシャリストたちが、シーズンごとに実地調査し、探鳥コースの状況や観察できた鳥を記録、バードウォッチングに最適な時期やコース上の鳥の出現ポイントを案内します。車でのアクセスに便利なマップコード付き。
愛人の援助を受けセレブ気取りで暮らす千遥は、幼い頃から母の精神的虐待に痛めつけられてきた。一方、中学生のとき父を亡くした亜沙子は、母と二人助け合って暮らしてきた。千遙は公認会計士試験に受かった年下の恋人と、亜沙子は母の勧めるおとなしい男と結婚を決める。けれどその結婚が、それぞれの歪んだ母娘関係を暴走させていく。
わたし、朝比奈柚は、今、中1。もうすぐ体育祭。わたしたちダンス部員は、応援団員となって全力投球。ところが、応援団に入ってきた同じクラスの梨捺ちゃんが、あこがれの蓮先輩と親しげに話していて。なんと、ふたりはおさななじみなんだって!つきあっちゃうのも時間の問題!?気持ちはあせるばかり。しかも、仲良しの桃ちゃんの様子がヘン。いったい、なにがあったの?小学上級から。総ルビ。
終わりの見えない快楽に、リーナは淫らに声を上げながら涙を零した。眉目秀麗な若き国王フェネクスに捕らわれてから、どれほどの時が流れただろう。彼は誰の言葉も聞こうとはしない。リーナが王宮に招待された夜から、その華奢な身体を組み敷き、欲望のままに貪るだけだった。「今さら後戻りなどできると思わないことだ」フェネクスの真意がわからぬまま、ただいたずらに時が過ぎていく。だがフェネクスの正体が、リーナの大切な文通相手だと知りー!?
猫は戻り、涸れた井戸に水が溢れ、綿谷昇との対決が迫る。壮烈な終焉を迎える完結編。
むかし、とりをかっているちいさなプリンセスがいました。プリンセスは、まいあさとりかごのしたでつぶやきました。“うたって、とりさん、うたってちょうだい!”うつくしいとりのなきごえは、へやにひびきわたりました。プリンセスがとりかごをしめわすれてしまうひまでは…えほんのなかの、10こあるものをさがしてみましょう!
うさぎさんの図鑑は、かわいい空想でいっぱい。思うままに色を重ねて、メルヘンの世界を完成させましょう。