膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機。大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か。リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書…教育のデジタル化は何をもたらすのか。加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書!フランスでベストセラーとなった問題作。2019年度フェミナ賞受賞。
幼少期の寺での修業、画家を志してからの十数ヵ国にも及ぶ滞在経験、そして戦争への従軍。小早川秋聲がその多彩な生涯のうちに生み出した、唯一無二の「抒情ロマンチシズム」の作風。初公開の戦争画とともに一堂に紹介。
『フランスの子どもは夜泣きをしない』の著者による「フランス式子育て“実践編”」。フランス人は赤ちゃん言葉を使わない。フランスの子どもはレストランでさわがない。フランスの子どもは野菜好き。それはなぜ?目から鱗の子育て本!
大和を遠く離れた山陰の白鳳寺院=上淀廃寺。この廃寺跡から出土した彩色壁画は「世紀の大発見」として古代史に大きな衝撃を与えた。1300年の眠りから覚めた神将・菩薩は時空を超えて何を伝えに現れたのだろうか。なぜ日本海に面した地方寺院に法隆寺・高松塚古墳と並ぶ壁画が描かれたのか。本書は壁画とその背景にある日本海文化を探る公式報告。
紀元前1300年頃、新王朝時代。エジプトの王、ファラオ、セティ一世の次男として、生をうけたラムセス二世は、父親に導かれ、険しく、危険に満ちたファラオへの道を歩み始める…。情熱的で熱血漢に成長した、ラムセスに対し、狡猾で計算高い長兄のシェナル。ファラオの座を巡って、血で血を洗う骨肉の争いが始まった。愛と友情、謀略と裏切り、入り乱れる欲望と欲望。14歳のラムセスに過酷な運命が襲いかかる…。古代エジプトの大地を縦横無尽に駆け巡る、壮大な歴史ロマン。
“わがまま”を恋の味方にしましょう。フランスで大反響!“好かれるわがまま”への新提案。
老いてこそできることもある。自分の老いに気づいた時から始める新しい「誕生」への7つのレッスン。
現代は男性が生きにくい時代。だからあなたに伝えなければならないの-女性について、男性について、私自身について、大人になるということについて…。フランスのファッション誌『ELLE』の人気女性ジャーナリストが、息子と世界中の男の子たちに、あふれんばかりの願いをこめて贈るメッセージ。
『星の王子さま』が初めて出版されたのは一九四三年のことでした。以来、八十カ国以上で翻訳出版され、世界中で六千万部以上も読まれています。この童話はなぜこれほどまでにも世界中で愛され続けているのでしょうか?本書はその秘密を解き、サン=テグジュペリが本当に伝えたかったことを探っていきます。筆者自身の生い立ちやこの物語が誕生した経緯を解説しながら、筆者の生誕百周年を機会に改めて読み直して模索を試みています。
本書はあなたにヒエログリフの精神を初歩から手ほどきし、魅惑的な世界の内側へ数歩でもお招きするために書かれた。ヒエログリフを知ることで古代エジプト人の世界観を共有できるようになるだろう。ヒエログリフの世界を散策し、いろいろな絵文字が語り始めるときの、あのわくわくした喜びを、あなたにもぜひ味わってもらいたい。
世界一のシンデレラ・ストーリーの持ち主、女優からロスチャイルド男爵夫人となった著者による大人の女性のためのエレガンスな恋愛マナー術。
頭が良く、おまけに恋もしている女性ヒラリーは、野心も結婚生活も捨てる気はなかった。容姿にそれほど恵まれなかった彼女は、美しくなろうとした。公然と侮辱され、愚弄されながらも、彼女は毅然として立ち向かった。権力と幸せ、母親でいながらの自立、女性らしさと成功-人生において、彼女がそのつど選択してきたことは、私たちの世代の女性が悩みながらも選択する道でもある。母や祖母の世代には考えられなかった生き方…。本書は、ひとりの女性が自分自身の矛盾や苦しみ、弱さを見つめながら、執念で勝ちとった冒険物語である。
10代の女の子の誰もが持っている「Love&Sex」「オシャレ&ダイエット」「家族」「性格&悩み」「ライフスタイル」の悩みについてわかりやすく答えます。思春期の女の子のパパやママにも是非読んでほしい一冊。
味の違いがわからない、味覚音痴の子どもが増えている。こうした状況を憂えてフランスで30年前に始まった、小学生を対象にした「味覚を目覚めさせる授業」。フランス全土の小学校で実施され、10数万人の子どもたちに多大な成果を上げた。いまこの「味覚の授業」は世界中に広まっている。名づけて「ピュイゼ・メソッド」。本書は、その考案者によるガイドブック。味覚のイロハから、「味覚の授業」の実際、家庭での応用、味覚がいかに人生を豊かにするかまで、やさしく解説する。日本版では、三国清三氏による「三国メモ」で完全サポート。