人はなぜ、退屈することがあるのだろうか。どうして、自らの意思で退屈したり、また上手に退屈を乗り越えたりすることができないのだろう。現代人のほとんどが、退屈や倦怠感の経験を持っているにもかかわらず、ハイデッガーなど一部の哲学者をのぞいて、これまで真剣に考えられることは少なかった。本書は、広く一般の人向けに、哲学、文学、アート、心理学、社会学などさまざまな分野の文献を参照しながら、退屈という身近で不思議な現象をしなやかに探究していく。
頻度の高いてんかんや発達障害、頭痛から、神経難病・遺伝性神経疾患、二次・三次救急の神経疾患まで、多種多様な小児神経疾患の診断と治療のエッセンスが満載!ベストな診断と治療のための実践書。
なぜ、フランスのブランドはこれほど強いのだろう。ショコラからエアバスまで、ブランドからフランスが見えてくる。
収容所に入れられたユダヤ人の私がやらされたこと…。戦後初めて克明に語られる「特殊任務部隊」の衝撃的な体験談。
性器切除という、あまりにも悲惨な過去を越えて-アフリカ生まれの黒人スーパーモデル・カトゥーシャ。最先端のファッションに身を包み、ヨーロッパ中を魅了した彼女には、これまで誰にも明かさなかった深い傷があった-。
彼女は何も聞こえない。でも相手の唇を読んで、母国語と英語はすべて理解。聴覚に障害があるため、自分では奇妙な音や、言葉の断片でしか表現できない…にもかかわらず、彼女は22歳で国際的なトップモデルになった。
ピカソ、ダリ、シャガール…。30年間、贋作を作り続けた男が明かす、美術界の知られざる実態。真作証明書つきで贋作が出回るからくりとは?アート業界の大組織、大物たちが、実名で生々しく描かれる衝撃のノンフィクション。
「私は一枚の絵に十年もかけることで知られています。私には絵が終わるときがわかる」心から愛した母バラディヌ、家族の大切な友人だったリルケ、かけがえのない存在の奥方・節子、兄であり友だったジャコメッティ…。静謐なアトリエで絵と向き合い、儀式のような畏怖の念をもって絵画にのぞむバルテュス。晩年を過ごしたスイスの「グラン・シャレー」で、ほとんど知られていなかった私生活から、絵画と芸術に対する思想までをはじめて語った貴重な回想録。ピエロ・デッラ・フランチェスカ、モーツァルト、ドラクロワ、ピカソ、カミュ、マルローといった先達たちとの心の交流を繊細に綴った「20世紀最後の巨匠」の芸術論。
今のアフリカが一目瞭然でわかる最新版!130点におよぶ完全改訂の地図とグラフで、現在進行中のダイナミクスが描かれ、アフリカ大陸が直面する種々の問題が明らかになる。また、現代のグローバルで多様な問題に挑戦して、アフリカ社会がたどるさまざまな軌道にも言及する。
エネルギー問題、異常気象、疲弊する社会制度、グローバル化によるリスク拡大、生態系の不安定化…やがて崩壊の連鎖が始まる!フランスでベストセラーとなった警世の書!
味覚は小学生で決まる。フランスの「食育」、「味覚教育」のスタンダード「味覚の目覚め10回コース」を日本版に大幅改訂。家庭・学校で実践する、子どもの味覚教育。
学校教育で多用される「自分づくり」とはどんなものだろう。教育と発達の視点から「自分づくり」をとことん研究、子ども・若者たちの内面の育ちを大切にした教育課程を創り出す。