昭和27年、新婚の藤井夫妻は、酒田に住む夫の両親へ、ハガキによる「日曜通信」を始めた。以来、妊娠・出産・育児から夫の転勤や昇進、家の新築、子どもの入試や卒業などの一家の歴史が小さなハガキに凝縮されてゆく。22年間も続いた日曜通信をほのぼのと描く。
人気デザイナーがコレクションの最中に姿を消した。失跡か、誘拐か。パリモード界の華やかな野望と陰謀を暴く衝撃のファッション・ミステリー。どこまでが実話か。どこまでが創作か。
本書は、十七歳の時に、初めて恋愛でHIVに感染してしまったひとりのフランス女性が、自らの体験を素直な言葉でつづったドキュメンタリーである。
結婚から子育てへー野生の愛と厳しさが笑いと涙を誘う、「ワン!ワン!出産物語」。愛犬の出産にみた生命誕生の感動と別れのドラマ。
フランス人の目から見た少子化日本の子育て事情。日本で出産・子育ての中の著者が、日本の小児科医や若い母親たちを取材し、子育てに関するあらゆる出版物を分析して見えてきたものとは。
女性は誰しも、どこかしらに必ず個性的な部分を持っています。あなたの個性を魅力に変えてしまいましょう。思いきりナルシストになってかまわないのです。あなたのいちばん個性的なところを見せびらかしてみましょう。フランスで大反響!“あなたらしさ”発見の新スタイル・ブック。
「愛こそすべて」の時代は終わりました。ではいったい何が、男と女のあいだに残されたのでしょうか。友情、思いやり、たんなる惰性の日々?慰み、思い出、それとも肉体の快楽?居心地よい場所、パーフェクトな関係を求め、彼らは出会いと別れを繰り返す…。愛はここまで進化した!フランス家族の最先端。
パターン化した教授方法や「教え込む」ことに固執した旧来の教師主導の教育から脱することでなければ、「自ら学び、自ら考え、主体的に判断する」生きた知力の発展は望めない。こうした現実認識から、鳥取大学教育地域科学部附属養護学校では平成十年度から研究主題として「生活を楽しむ子をめざして〜個別の指導計画をもとにした授業づくり〜」を掲げ、「生活を楽しむ」を中心的柱に教育課程全般を見直す作業を進めてきた。本書は、創設以来24年という長きにわたる実践研究の蓄積の上に実現したものである。
精神分析医として20年の臨床経験を持つ著者が、不要な罪悪感のもとになる母親絶対論をくつがえし、子どもと“働く両親”とのベストな関係を提案、母親を不安と憂鬱から解放する。
「高級」「格式ばった」イメージの強いフランス料理。しかし、現在の美食の国を支えているのは、食文化の裾野の広さにある。三ツ星シェフ、カリスマ農夫、食育のパイオニア。食にまつわる日仏両国の試みを通し、味覚の不思議に迫る。素材、料理人、それとも演出?最新版、美味のレシピ。