作品の鑑定と修復のため、東京総合美術研究所に持ち込まれた古い絵画のなかに、ゴッホの死の謎を解く手がかりが見つかったという。しかし、そのことを“ゴッホです!”というメールで知らせてきた研究員・成瀬いずみが死体で発見される。状況から服毒自殺と思われたが、奇妙なことに彼女の片耳は茶色く染まっていて…絵画修復士の推理が光る驚嘆の美術&本格推理。
数学学習の“全方位独学法”を提供。ガウスが、数学の女王と讃えた整数論を主題とし、対象の理解の為に様々な手法を駆使する。「発見法的」に始め、「証明」へと進む。結果は「数値実験」により再確認され、「グラフ」により視覚化される。人物小史など内容は多岐に渡る。ラムダ計算の概要から、函数型言語の基礎までを紹介し、LISPの方言であるSchemeにより整数論を表現する。本文で語られた初等整数論の基礎が、附録ではプログラムとして与えられ、具体的な数値として議論される。函数型言語の入門書としても最適。
死んだはずの父を目撃したと知らされたテュカは、父を探し北の辺境へ赴くことを決断する。半ば強制的に同行させられることになった伊丹だったが、苦手な飛龍で移動しなくてはならず、旅はのっけから波乱含み。そして案の定、北の蛮地では妙な民族争いの火種が…否応なく巻き込まれていく伊丹とテュカ。しかし伊丹の様子が何やらおかしくてーかつてないスケールの超エンタメファンタジー!竜騎士伊丹、暴虐ケンタウロスとまさかの激突!?爆発的人気のネット小説!待望のシリーズ外伝参章!
謎の男・タイゼンに強引に誘われ、他人の心象風景=“道”を旅することになった青年・グン。彼らをそこで待ち受けていたのは驚異的な光景の連続だったー。鬼才が放つ、極限のロードノヴェル。
亡き父の目撃情報を知らされ、探索の旅に出ることを決意したエルフの娘テュカ。飛竜に乗って北の辺境に赴こうとするも、同行者の自衛官・伊丹耀司は極度の高所恐怖症だった…。その恐怖を禁断の魔霊の力で抑えどうにか出発した二人だったが、北方に着くや否や、今度は部族対立に巻き込まれてしまう。しかも、いつも逃げ腰の伊丹が何やらおかしくてー!?
定年間近の石神井署の刑事・片倉康孝は、孤独死した小切間清という老人の捜査を担当する。が、部屋には身元を示すものは何一つない。さらにスーツケースから古びた白骨死体が発見される!部屋にあった写真の女か?遺留品をたよりに柳ヶ瀬に飛んだ片倉は、女が舞台女優だったこと、小切間清が伊勢湾台風で亡くなっていたことを突き止めるー。哀切さが心に沁みる傑作。
交通事故で死んだ早川涼子はグレイシス王国第七王子ハーシェリクとして転生した。五歳になり、王国は夏を迎えようとしていた。そんな折、ハーシェリクのもとに筆頭騎士の話が舞い込む。多くの候補者の中から選ばれたのは、学院をギリギリで卒業できた王家を嫌う不良騎士だった。時を同じくして、王都では不審な薬が流通し始め…。
今もっとも気になる美女に写真で、文章で迫る! アイドル・女優の革命的グラビア&活字マガジン「BRODY」
伝説となったBRODY12月号から約8ヶ月、欅坂46がさらなる進化を遂げて帰ってきた! 今度はけやき坂46も登場で、73ページのボリュームで大特集!
【表紙】 けやき坂46
【付録】 けやき坂46 全員集合・長濱ねる W面特大ポスター
【特集】
●けやき坂46総力特集「もうひとつの運命」
・「けやき坂46×楽器」スペシャルコラボグラビア 井口眞緒・潮紗理菜・柿崎芽実・影山優佳・加藤史帆・齊藤京子・佐々木久美・佐々木美玲・高瀬愛奈・高本彩花・長濱ねる・東村芽依
・けやき坂46“結成1周年ドキュメント”「私たちの願い」 全ては一人の少女の涙から始まった!24000字で語られる超濃厚秘話
・渡辺梨加 狂詩曲グラビア「rhapsody」&初挑戦1万字インタビュー「37歳まで欅坂46にいたい」
・加藤史帆 幻想曲グラビア「fantasia」
・守屋茜 ロングインタビュー「自分を信じる力」
・小林由依 初エッセイ「寝るの境界線」
●平手友梨奈と長濱ねるの一蓮托生連載「道のすゝめ」
・長濱ねる(けやき坂46)「芸ノ章〜華道編〜」
●レボリューション・グラビア
・秋元真夏×吉祥寺「乃木坂46 Tokyo film」
・杉本愛里「黄昏少女百景 第四回」
●スペシャル・ドキュメント
・乃木坂46、タイを行く。「微笑みの国で見た乃木坂ちゃんたちの素顔」
齋藤飛鳥、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、松村沙友理、新内眞衣、堀未央奈
●スペシャル・インタビュー
・尾崎由香「サーバルちゃんの覚悟」[聞き手・吉田豪]
・山出愛子×岡田愛×田中美空×八木美樹(さくら学院)「歩み始めた17年度」
・ときめき宣伝部「野音直前、4人の夢にロックオン!」
●ニュー・アーティスト・ボイス
・[女優]小宮有紗
・[モデル]新木優子けやき坂46 ドキュメント「運命」
巨大IT企業が資本主義を牽引する「データ資本主義」。世界の最先端から「周回遅れ」の日本はいま、「第2の敗戦」を目の当たりにしようとしている。コロナ問題で浮かび上がった日本の「デジタル後進性」を徹底検証。
パリの蚤の市で宝物探しに奔走し、モロッコでは夕日を見ながら屋台で舌鼓。旅先でお気に入りのカフェを見つけては、本を読んだり、手紙を書いたり、あの人のことを思ったり。年末に帰ってきた自宅ではおせちカレンダーを作り、新しい年を迎える準備を整える。ふとすると忘れがちな、当たり前のことを丁寧にする幸せを綴った大人気日記エッセイ。
大震災、「移行期的混乱」以降の個人・社会のあり方とは?政治家も経済学者も口にしない、「国民経済」復興論。短期的ではなく長期的な視点での復興策を、血の通った言葉で書きつづった感動的な論考。
夫の様子がなんだかおかしい。不審に思い始める妻に、従者の若者が、主の変化を問いかける。奇妙な振るまいの裏には何があるのか。この家にはなにか秘密があるらしい…。絶えず誰かに監視されているような婚家での生活に耐えつつ夫の謎を探るうちに、若い妻は思いもかけず本物の恋を知るーサスペンスフルな展開と、凛とした女の恋心に心揺さぶられる、新感覚の時代ミステリー。
大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。ミステリアスな店長が笑顔で迎えるのは、大好きな友だちに会いたいと願う10歳のさゆき、あるきっかけからひきこもりになってしまった17歳の真衣、学生時代の恋をふと思い出した作家の薫子…そこで彼女たちが見つけるものとは?ほのかに懐かしくて限りなくあたたかい4編を収録したシリーズ第2弾、文庫書き下ろしで登場。
バブル崩壊前夜に買ってしまった分譲団地。20年近く経つ今もローンを抱え、織部頼子は節約に必死だ。その上、老朽化による建替え問題に振り回される日々。一方、娘の琴里は27歳フリーター。ある日、友人の三起子にイケメン資産家の彼氏を紹介される。が、彼女は失踪し、いつしか琴里が彼と婚約することに。織部家、まさかの人生大逆転?!一気読み必至の傑作社会派エンタメ長編。