誰もが知っている古今の映画音楽の傑作を、ヘンリー・マンシーニ、レイモン・ルフェーヴル、パーシー・フェイスといった一流オーケストラの演奏で楽しめる。BGMとしてのツボの押えどころはさすがで、安心して聴いていられます。昼下がりのお茶のお供に。
テレビ東京系アニメ『.hack//Roots』のオリジナル・サウンドトラック第2弾。ALI PROJECTによる挿入歌、エンディング・テーマや、FictionJunction YUUKAによるオープニング・テーマ、その他BGMを収録。
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」4部作のうち、ラストを飾る名演の第三夜を収録。ワイドスクリーン対応の画面やドルビー・デジタル5.1chサラウンド音声らによって、バレンボイムが作り出したスケール感がリアルに伝わってくる。
長きにわたる「連盟」と「協会」による“稀人”同士の抗争。全世界的規模で急速に拡がる“稀人”排斥の気運。これらはすべて一人の老人による謀略の結果であった。その老人の名は赤目。彼もまた超能力を持つ身でありながら、“稀人”の抹殺を画策していたのだ。先の闘いで最強の戦士・古雅銀嶺を失った“稀人”たちは、窮地に追いつめられていた。しかし、赤目の思い通りにこのまま滅ぼされるわけにいかない。愛する兄を失った桧山夕姫は、残された仲間たちとともに、決死の覚悟で最後の闘いの場へと赴く!激情と慟哭のサイキック・ノベル、圧倒的迫力のクライマックス。
木戸番小屋。深川・今川町あたり。すみだ川の近く。喜兵衛とお染は、江戸の片隅でひっそりと暮らしていたが、知人の商売をしている梅次郎がいきなり見知らぬ男に襲われる。まさか自分たちが関係する敵討ちの人違いだとは…。
オバマ政権が背負うブッシュ時代の「負の遺産」を浮き彫りにし、テロとネオコンのはざまに揺れる世界の課題を明らかにする。
“あさみのうた”シリーズ第6弾となるオリジナル・アルバム。家族や人間がテーマのうた、青春回顧のちょっとほろ苦いうた、叙情たっぷりの癒しのうたなど、彼女のうたの魅力にあふれた一枚となった。シングル曲「黄昏シネマ」ほか、全11曲を収録。
17年前別れた恋人道江の面影を胸に、越前岬へ向かった画家の佐伯城介が、寝台特急『北陸』の車中で出会った謎の女ー。翌日城介は、女が『トワイライトエクスプレス』のスイートで心中したことを知る。しかもその相手は、城介が道江と別れる原因を作った友人の郷原だった。事件を契機に道江と運命的な再会を果たした城介は、友人の不審な死と『北陸』で目撃した女の行動に疑問を抱き、真相追及に乗り出す。だが、その行く手に待ち受けていたのは衝撃の真実だった。
不動産業を営む父が病に倒れ、シャーロットは仕事を手伝うため故郷に戻ってきた。初めはほんの短期間のつもりだったのに、いつしか六年が過ぎた。シャーロットも二十八歳。結婚の経験はないが、結婚に対しても男性に対しても夢は抱いていなかった。不満もない。仕事は順調で、生活も安定している。だが、この小さな町に別の不動産業者が乗りこんできたことで、将来が危うくなってきた。ライヴァルのオリバー・テナントは危険な男だ。魅力的で、しかもとても誠実だから、無関心ではいられないのだ。
「幸福とは何か」と訊かれたらたぶんこの五篇が僕の答えになるだろう。素敵な光景に出会える作品集。
志藤渚左26歳。元広告代理店勤務のエリートだが、人に頭を下げ続ける営業マンに嫌気がさし退社、現在は霊感占い師・麗光の助手として胡散臭い占い屋のプロデュースに勤しんでいる。麗光の占いはヒコホホデミノミコト様のお告げだというが、もちろん渚左は信じていない。霊など信じたことのないリアリストなのだ。ある日、一人の老婦人が麗光のもとを訪れ、愛犬の行方を占ってほしいという。占いの結果は「西に45キロ」。麗光に命じられた渚左は彼女の娘・七海とともにお告げの場所に向かうのだが…。“普通失格”の二人が禁忌の蓋を開け、事件の謎に迫る、戦慄のホラー&ミステリ。
『平成24年8月12日までに、芦屋家長男・犀一郎とその妻沙希、次男・犒次、長女・犁、三男・牽三、横浜在住の作家・竜崎緑、外神田の便利屋・迎玄人と素人を我が屋敷に招集せよ。数多の血と屍の中で沙希が新たな命を産み落とせし時、真の遺産が明らかになるー』稀代の相場師、芦屋済が死んだ。昭和58年に書かれた彼の遺言書には、なぜか当時生まれてもいない作家・竜崎緑の名が…。予言めいた遺言書に導かれ、緑は屋敷がある孤島、古銭島へと赴く。島には芦屋一族の棲む奇怪な造りの蔵と屋敷があった。そして始まる陰惨な連続殺人事件…究極の孤島館モノミステリ!