ヴィーラント・ワーグナー演出によるバイロイトのライヴ録音。不世出の錚々たるワーグナー歌手たちによる歌唱の素晴らしさ、熱くパワフルなオケなど、いまだにこの演奏の輝きは衰えをみせない。抜粋曲は少ないが伝説的なベーム盤の感触が楽しめる。
CF曲で流れまくった(3)や既発表シングル、深夜TV番組テーマ曲/新シングル(2)など、知られる曲以外もいー曲揃い。録音セット(日本〜NY)はいくつかあれど、熱情たぎるパワーもの、グルーヴもの、ユーモア見えるインスト、みな自然にバンドの音でいー。無論、彼の言葉も歌も。
各夜ごとに演出家を変えて上演するという、画期的な試みをした2003年のシュトゥットガルト州立歌劇場の「指環」第4弾。欧州で引っ張りだこの人気演出家、P.コンヴィチュニーによる、奇想天外な結末に注目。
NHKの連ドラやドキュメンタリーのテーマ曲をナカリャコフのトランペットと金聖響/OEKの演奏で録音。加古隆の「黄昏のワルツ」「パリは燃えているか」、大野雄二の「小さな旅」など名曲の数々。とにかくうまい。すばらしく気の利いたアルバムだ。
人気のラテン系バンド、ディアマンテスのリード・ヴォーカリストのカヴァー曲集。ラテンだけでなくスティーヴィー・ワンダーやクラシックの名曲、それに何と60年代歌謡曲まで歌っているのだが、伸びやかな歌声が魅力的。全曲スペイン語でラテンの香りいっぱい。
ラテンの名曲を集め、原曲のメロディと歌詞を大切にして踊りやすい音楽にするという奥田英人の制作意図が完遂された堂々たる仕上がり。(1)や(10)といったおおらかなメロディにアルベルトの明るいヴォーカルはぴったり。(3)をチャチャに編曲したアイディアが面白い。
朗読と音楽とが一体となって綴る耳で聴く絵本“神話シリーズ”。宮城純子(p)による音楽が物語の背景を描いていき、これに溶け込むように、ギリシャ神話が山村美智(元・フジテレビ・アナウンサー)、黒松悠里、松山卯月によって一話ごと朗読される。
2004年リリースのPS2用ソフトを元にしたサウンド・ドラマCDシリーズ。2つの種族の対立を描いた壮大なスケールのファンタジーで、ゲーム本編のストーリーを軸にオリジナル要素を追加。新たな世界観を堪能できる。
梓みちよがソニー・ミュージック時代に残した筒美京平の全作品、および、シングルA面曲、アルバム未収録B面曲、そしてアバやシカゴ、シルヴィ・バルタンら洋楽曲のカヴァーを収録した初の2枚組ベスト。