桑田佳祐、7年ぶりとなるソロ作品は、“No Reason コカ・コーラ”キャンペーン・ソング。まさにコーラ片手に聴きたくなる、サマー・ソングの新定番の誕生だ。⇒『桑田佳祐 特集』はこちら!
2006年リリースの2ndアルバム。シングル曲「修羅場」のほか、ライヴDVD“Dynamite”シリーズに収録されていた「スーパースター」「透明人間」など、全11曲を収録。タイトル通り“大人”を感じさせる快作だ。
大反響を呼んだCMソング、「黄昏のビギン」を含む全32曲の2枚組。演歌だけでなくポップスからジャズまでも見事に歌いこなす抜群の歌唱力は、いつの時代でも聴く者の心を強く揺さぶる。
デビュー20周年を企画したベスト盤。それぞれ“Sunny side”と“Moonlight”に分けたコンセプチュアルな2枚組となっている。タイトルの『BLACK VELVET』は、ギネスビールとシャンパンから作られるカクテルの名前だ。
村の全員の顔も名前も性格も知っている。それなのに解りあえる人は、ほとんどいなかった…。鍛冶職の村に育った少女セフルは、いつの日か職人として村を出ることを夢見ていた。しかし彼女を迎えに来たのは、何者かの呪いを受けた王子メヒトルドを救うため、城の魔術師が遣わした水神フーレの化身だった。近衛騎士ギルダン・レイに護られて、魔術大国オラへ旅立つセフルと王子の前に、ヘン=ジャックと呼ばれる謎の旅団が立ちはだかる。
99年のコンサートを最後に歌手としての活動を休止した“たかじん”が、2007年に活動を再開。彼が女性のために歌ってきたバラード曲を集成した2枚組ベスト。微妙にカンツォーネなどの香りをふりまき、時おりシナトラ風のコブシを利かせるヴォーカルは逸品。
叔父ハロルドの不在中、PCに触れてしまった少女ララ。そこにはララにとって憧れの詩人エマ・ウィーランドの描いた『黄昏の碑文』の世界が広がっていた。世界を救う伝説の魔女としてログインできたことに喜ぶララだったが、やがて現実世界に戻れなくなってしまったことに気付く。さらに世界は“波”による崩壊寸前の危機を迎えていた。世界を救うにはどこかに眠る「夕暮れ竜」を探すしかない。『.hack』最初の謎「黄昏の碑文」がここに。
アルバム発表、約3年ぶりの全国ツアーと精力的な活動を行なってきた、歌手デビュー10周年イヤーを締めくくる3枚組ベスト。これまでにリリースしたシングルや彼女が選んだ楽曲を収録。爽やかで表情豊かなヴォーカルが心に染みわたる。
ピアニスト、加古隆のベスト・アルバム。メシアンに学び、先鋭的な演奏家、作曲家としてデビューして以来、その研ぎ澄まされた感受性はますます洗練度を増してきている。
シンガー・ソングライター、八神純子のアルバム・デビュー30周年記念BOXセット。初CD化となるアルファ・ムーン時代のシングル曲や、未発表ライヴなど、貴重な音源が多数収録されている。
情感豊かに歌った「愛のままで…」で注目された秋元順子のサード・アルバム。ここでもドラマティックな物語を、彼女は練達の歌声で聴かせる。古風なエキゾティックなサウンドもあり、作者の花岡優平とのデュエット「愛が熟すまで」などじっくり歌っている。
史上初の黒人演歌歌手、ジェロのカヴァー・アルバム第2弾。「思秋期」(岩崎宏美)、「愛人」(テレサ・テン)といった昭和のヒット・ナンバーに加え、「折鶴」(千葉紘子)といった渋めの選曲も。艶やかな表現力と正確なピッチが同居したヴォーカルは、すでに名人の域。
NHKで放送されたTVドラマやドキュメンタリー番組のテーマ曲を集めたアルバム。古くは『花の生涯』や『新日本紀行』から、2009年放送の『天地人』までの楽曲を収録した2枚組。改めて名曲の多さに気づかされる。
19世紀ダービシャー。心を病んだ父親に代わり、女主人として広大な領地を取り仕切るミラベルは、その聡明さと決断力から人々の厚い信頼を受けていた。そんな折、運河建設計画が持ち上がり、即座に反対派として立ち上がったミラベル。だがある日、この地に強い影響力を持つハーゲイト伯爵の三男アリステアが説得に現われる。美しい外見を持ちながら身なりにまったく興味のないミラベルと、洗練された衣服に身を固め、気品あふれるアリステア。まるで正反対のふたりはやがて、心ならずも恋に落ちてゆくが…。カーシントン兄弟シリーズ。
『-黄昏予報の時間です。本日午後の黄昏濃度は約80パーセント、非常に濃くなる見通しです。発作的な自殺には注意しましょう』全天を覆う茜色の空。“黄昏”はヒトの弱い心に入り込み、支配し、死に至らしめる病の元凶。世界は生きる気力を失った人々で溢れていた。その“黄昏”を浄化し、青い空を生み出す少女“黄昏の君”。フリーエージェントのカラスは、その奪取を請け負い、二人で短い旅を続けることになる。“黄昏”に冒された人々との出会いと別れを繰り返しながら…。第4回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。