ショルティ指揮『ニーベルングの指環』初のスタジオ全曲録音。20世紀最大の名盤、誕生の全記録。
「アンパンマン」「手のひらを太陽に」の生みの親、米寿を迎えなお童話と詩の最前線でがんばるやなせたかしの最新作。
人気コンピレーション、“Image”シリーズの第7弾の発表を記念し、過去の6枚をまとめたボックス・セット。時代を見事に取り込み、クラシック系音楽の新たな魅力を提示した、洗練されたBGM集だ。
魔術大国オラの学都へ送られたセフルは、いまだヘン=ジャックの呪いに苦しんでいた。一方ギルダン・レイは、オラの皇子アシュラーフ・サンダーキニと幼いドムオイ王女の婚約を押し進めるカザン大使と対立し、国を追われる。生命魔術の神・薬王樹を祀るサンダーキニ家の謎を、二人は解くことができるのか。雪と氷の国オラでの決死行が始まる。
小西康陽のreadymadeレーベルからリリースされた長谷川きよしのデビュー40周年記念ライヴ。何が凄いって、40年近く前に俺が聴いていた長谷川きよしとほとんど変わらないこと。還暦目前でこの若さ。基本はシャンソン。「コムダビチュード?いつも通り?」は「マイ・ウェイ」の原曲。
二胡奏者ジャー・パンファンの来日20周年記念作品。服部克久、渡辺俊幸が作・編曲を担当し、ダイナミックでかつ二胡の音色を生かした泣きのメロディを堪能できる。コーラス、アコーディオン、ギターなどのゲストを各曲で迎え、多彩な音色で聴かせている。★
正宗の持つ黒い鍵“パンタソス”の力で、ツグミの事件は一応の解決を見た。だが飯見町には“赤い目”に関する噂が蔓延し、多くの人々が“赤い目”の悪夢に囚われ目を覚まさなくなってしまう。必死に悪夢の“親”を探す直人と綾乃を尻目に増え続ける犠牲者たちーこのままでは“赤い目”が実体化し、現実世界に出てきてしまう。一方、ツグミの仇を討つため先走った正宗は、“赤い目の悪夢”の“親”が誰かをついに突き止めるが…。人気シリーズ、いよいよ完結。今回も口絵は椎名優描き下ろしのプレビューコミック仕様。
デビュー25周年を記念してリリースされた究極のベスト・アルバム。稲垣潤一、鈴木雄大らとともに“東芝三羽ガラス”として登場した頃のみずみずしいAORは今聴いても新鮮な最高級のポップスだし、四半世紀を経て円熟した味を聴かせる最新録音に至っても、その印象は変わらない。この密度の濃い成長っぷりをじっくり楽しめるのも、これだけのボリュームがあってこそ……というワケで、実にいい仕事。ファンならずともぜひ一聴をオススメしたい。あまりにも過小評価されているこの音楽家の真価がイヤでもわかるはずだ。★
ポルトガル・ギター (湯淺淺隆) とマンドリン (吉田剛士) のユニットの13作目。自作のほかにファドの名曲や昭和歌謡もあり、子供たちの歌との共演も。音の粒が素敵に震えながらあふれ出て繋がっていくようなメロディ、詩情いっぱいの温かい音楽には心からのメッセージが響く。
カラヤン没後20周年記念企画盤。前作の『カラヤン・ベスト101』の続編で、カラヤンが残した膨大な録音の中からカラヤン・ワールドが堪能できる演奏を収録している。前作にも収録された曲は、本作では別テイクが聴ける。
50歳を過ぎてアンパンマンを産み、90歳の今なお現役。老年の星やなせたかしがおくる最新詩画集。大活字本。
2009年にデビュー30周年を迎えるCHAGE&ASKAのアルバムを、初回限定でSHM-CD化。ドン・キホーテの生きざまをモチーフとして都会に生きる男たちを描いた82年2月発表のアルバム。現在も根強い人気の「男と女」も収録。
CD14枚とDVD2枚からなる松本伊代のBOXセット。オリジナル・アルバム12枚とライヴ盤1枚を紙ジャケ仕様&デジタル・リマスタリングで、さらにレア音源が満載のボーナスCDもプラスされた豪華アイテムだ。
ロングセラーとなった「愛のままで…」以降の活躍も目覚しい、秋元順子の2009年9月9日リリースの3枚目のアルバム。4thシングル「黄昏Love again」ほか、“アラ還の星”がさまざまな愛について綴る充実作。
豪華な顔ぶれのゲスト=それぞれの曲の作曲者(「エトピリカ」は自作)というゴージャスな企画。相手のスタイルに応じた多彩な編成が楽しい。タンゴ・バンドの「リベルタンゴ」、オーケストラの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〜デボラのテーマ〜」を頂点として10曲目以降パーソナルなムードになっていき、最後の名曲「放課後の音楽室」でリラックス気分にたどり着く流れが、実にニクいのだ。