じっくりと聴かせる高い歌謡性を再認識させるベスト・セレクションだ。永チャンのヴォーカルは、ある種の歪んだ日本語ヴォーカルではあるが、だからこその説得力を持ち、ひとつのスタイルとして完成させている。彼の不良性がたまらなく色気を発散。
ジュリーの「勝手にしやがれ」などで知られる作曲家・大野克夫の個人作品集。本アルバムには代表作『太陽にほえろ!』のテーマ曲以外は、なじみの薄い作品が多く、通好みのかなりマニアックな内容だ。(31)(32)のCMソングは82年に放映されたもの。懐かしいぜ。
ジャケットの髪型がめっちゃ80年代な麻倉未稀のベスト。ボコボコ、トコトンッ! と鳴ってるドラムの音が……。ハイライトは、やっぱり(6)(7)。全然、重量感のない(9)もこれはこれで味わい深い。各曲のタイアップ物件についてはクレジットあり。
『スターオーシャン』シリーズ、『テイルズオブ』シリーズなど、数々の大作RPGのサウンドを手がける鬼才・桜庭統が自らアレンジしたアルバム。ファン必携のアイテムだ。
歌は、いかにして詩人の魂に舞い降りるのか?美空ひばりのレコーディング風景、石原裕次郎との運命的な出逢い、美輪明宏のシャンソンの魔力ー人の心に残る歌は、いかにして世に出たか。なかにし礼という作詞家の軌跡=奇跡を、昭和史に残るスターたちとの交流から赤裸々に小説化した『兄弟』『赤い月』に並ぶ自伝的三部作、ここに完結。
健康と環境を考えたライフスタイル“LOHAS”をテーマにしたコンピ第2弾。本作のテーマは“森”で、鳥のさえずりや川のせせらぎなどの環境音と、それに溶け込むアコースティックな音楽を融合させている。
ソロ・リリースしたシングル全曲を中心に、2枚組で収録したべスト・アルバム。フォーク・デュオ“雅夢”時代の名曲リメイク「愛はかげろう」をはじめ、長年の歴史が凝縮されている。
渋谷、湘南、神戸…本当に愛する女を求めて、男の冒険の旅が始まる。
さだまさしの数あるライヴ音源より厳選した4枚組べスト・アルバム。10周年コンサート“書簡集”から2005年の3333回公演までを対象に、ヒット曲とライヴで人気の楽曲が網羅されている。