張りのあるダイナミックなヴォーカルが魅力の大橋純子のベスト・アルバム。日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞したヒット曲「シルエット・ロマンス」ほか、全20曲を収録している。
ヨーヨー・マの弾く研ぎ澄まされたピアソラの曲、自由な発想で活動を続ける葉加瀬太郎のヴァイオリンなど、ジャンルを越えて、クオリティが高くかつ癒される音を集めたコンピ。映画やCMに使われた曲も多数収録。
83年に香港ポリグラムで製作されたもので、カラオケ・ファンおなじみのテレサとはまるで異なる、彼女の“本領”が発揮された作品だ。中国の古典詩を現代のメロディーに乗せた意欲作。テレサ・テンという歌手が日本では実にゆがんだ評価をされているとわかる。
妻に先立たれた下級武士の井口清兵衛は、家族の世話をするために夕刻帰宅することから“たそがれ清兵衛”と呼ばれていた。剣の腕が噂になり、上意討ちの討ち手として選ばれた彼は……。人情喜劇の名手、山田洋次監督作品。
300万枚の大ヒットを記録した夏のベストに続く冬のベスト盤。全曲アレンジし直して収録したほか新曲『ときメモ3』主題歌も。ストリングスに彩られた坂井泉水の声で、冬を暖かく過ごしたい。
梓みちよがソニー・ミュージック時代に残した筒美京平の全作品、および、シングルA面曲、アルバム未収録B面曲、そしてアバやシカゴ、シルヴィ・バルタンら洋楽曲のカヴァーを収録した初の2枚組ベスト。
88年4月11日、東京ドームでのカムバック・コンサートを収録。復活を実感させる歌声だった。名曲のメドレーも良いが、それ以上に新曲[1](1)、[2](3)をステージでここまで歌えるひばりは、やはり不死鳥だと思わせる。ライヴ盤を一晩中くり返し聴いてしまう。
伝説のスターとしていまだに根強いファンを持つちあきなおみ。レコード大賞受賞曲「喝采」、「紅とんぼ」やTV-CMで話題になった「黄昏のビギン」など実力派と言われた彼女の魅力あふれる1枚。
大反響を呼んだCMソング、「黄昏のビギン」を含む全32曲の2枚組。演歌だけでなくポップスからジャズまでも見事に歌いこなす抜群の歌唱力は、いつの時代でも聴く者の心を強く揺さぶる。
ジュディ・オングがこれまでソニー時代にリリースした全シングルのA・B面ほか全43曲を再編集して収録したCD2枚組のベスト・アルバム。移籍第1弾の「花嫁の耳かざり」を筆頭に200万枚の大ヒット「魅せられて」ほか代表曲が収録されている。
ん? まるで某社の“ミュージック・ファイル”なんて野暮は言わず、素直に喜びたいCD。コレがなくっちゃ始まらない芥川さんのナレーション、丹念に集められた貴重な音源もさることながら、解説の充実度には目をみはる。“必殺”語るにゃ必聴そして必読の1枚。
86年2月〜91年11月に発売されたシングル全15曲をリミックスにて収録したベスト盤。日本国内で300万枚を売り上げただけでなく、アジア各国でも大ヒットした。
藤竜也の刑事ドラマって、なんかいつもうらびれてない? 大野雄二の音楽って、どれも『ルパン三世』みたいに聴こえない? サントラ復刻盤+TVからのオリジナル音源、さらに音楽マスターテープリスト付きで、「テレビジョンドラマ」の愛読者は大喜びだあ。
72年に放映されていた実写ヒーロー作品(主演:石橋正次)の完全収録盤。子門真人が歌うテーマ曲は、いつもどおりの歌唱で勇気が沸いてくる。しかし、それ以上にマイナー・コード進行のSEが素晴らしく、ディストーションの使い方が気持ちいい。
『FF8』のイメージ・ソングを歌い、ファン層を広げたフェイ・ウォン。シネポリー時代のこのベストは、香港ポップスのレベルを確実にアップさせた珠玉の名勝を19曲も収録。これから彼女を聴いてみようという人には、最強・最適な一枚といえます。★
『スターオーシャン』シリーズ、『テイルズオブ』シリーズなど、数々の大作RPGのサウンドを手がける鬼才・桜庭統が自らアレンジしたアルバム。ファン必携のアイテムだ。
手嶌葵の第1弾で、彼女が主題歌及びテルーの声を担当した映画『ゲド戦記』のイメージ・アルバムでもある。素朴なメロディ・ラインと生楽器中心のシンプルな伴奏、何よりやや舌足らずにも聴こえる少年のような中性的な声が、ファンタジックな感興を呼ぶ。
コンサート会場などで販売されたアルバム『AMOR〜あなたへの詩〜』と、既発盤『初恋』のセット仕様で送る2枚組。「知りたくないの」などの大ヒット曲から「愛の讃歌」といったスタンダード曲まで、彼の幅広いレパートリーが堪能できる。
世界を支配する指環は誰の手に…!?ワーグナーの歴史的超大作「楽劇」完結。