苦戦の末、冥王を破ったエルフ・ドワーフ・人間の三種族。平和は守られるはずだったが、ある事件をきっかけに、世界は再び壮絶な闘いに巻き込まれていく…。エルフファンタジー三部作・第一弾。
朝日新聞、共同通信、「サンデー毎日」で好評だった短歌とイラストが一冊の本に。癒しと元気いっぱいの“ビタミン本”です。
「病のごと/思郷のこころ湧く日なり/目にあをぞらの煙かなしも」-27歳の若さで世を去った天才歌人石川啄木の、挫折の生涯と熱い思想の軌跡を辿ることができる歌集『一握の砂』、啄木と同じく寺家に生まれ、彼と共に歩もうとした盟友土岐善麿(哀果)の『黄昏に』、相模に生まれ、自然主義歌人として若山牧水と共に話題を集めた前田夕暮の処女歌集『収穫』。近代短歌が文学の最前線で輝いていた1910年代初めの三歌集。
個人は、生・労・老・死を通じて、日常生活上の様々なリスクや、長命のリスクに対処するため、自助努力はもとより、様々な社会的仕組みを利用し、それに必要な費用を租税や社会保険料で負担している。しかし、自助努力には限界があり、個人がライフ・サイクルを通じて、社会保障制度や福祉サービスに依存しながら、社会的リスクに対応しなければならない機会が増えている。本書は、個人が生涯を通じて出会う社会保障制度や福祉サービスを、単なる制度論ではなく多角的に議論している。
優柔不断で気弱な高校生、江崎和柾は、同じクラスの那菜、枝流というふたりの少女に心を揺らしていた。ある日、和柾は下校中に見かけた枝流を追って入り込んだ路地で、空間に開く異世界との「孔」=「世界孔」を目撃する。そして「世界孔」閉じる「閉鎖師」ユウと出会う。巨大ペンチを抱えた美少女、現存最強の吸血鬼、校庭のソメイヨシノと神隠しの噂。平凡な和柾の日常は静かにひび割れ浸食されていくー。第5回えんため大賞編集部特別賞受賞作登場。
『椿姫』を生んだイタリアの大オペラ作曲家ヴェルディは、自分の個人的生活をほとんど語らなかった。ワーグナーと同年に生まれ、厳しくて頑固一徹。その劇的生涯を、しだいに円熟していく作品群とともに追う。
セクハラ、リストラ、痴漢冤罪、不倫、離婚、現行犯逮捕、遺産相続、ご近所づき合い-事例解決にかかる費用もすぐ分かる。
マガザン帝国との全面対決をしのいで、ほっと息をついたマイドとアウトニア軍。だがそのころ、人類が初めて出会う異種知的生命体ーエイリアンが、人類圏めがけて「伐採」さながらの侵攻をかけていた!人類最新鋭の兵器すらもまったく役立たない状況の中、マイドはエイリアンの進む先に王女メイのいる辺境惑星があるのを知って!?「命を投げ出しても彼女を守る。それが僕の使命だ…!」待望の「でたまか」シリーズ新章がスタート。
セックス至上主義に囚われた価値観が、これから歩む長い人生を息苦しくしている。そんなあなたの恋愛観を「大人の恋愛」を巡るふたりの対話が、ゆっくりと解きほぐしていく。
若き日、女性への狂おしいばかりの憧憬と激情が、己が罪をつくった!人生の黄昏時に差しかかった主人公の心持ちが遠雷を聞くごとくしみじみと胸に迫る名作。
突然姿を消した親友を捜すため、故郷を離れて旅に出た少年・クロノス。彼の前に立ちはだかるさまざまな陰謀。彼が選ぶのは親友か、恋人か、それとも世界か!愛と友情の冒険小説。
千代田中央銀行のエリートコースからドロップアウト、子会社のビルカム・チヨダの業務課課長・岩井。特性、不能。癖の強い部下に振り回され、かつてのライバルには嘲笑われながらも、毎日を淡々と過ごしている。そんな岩井の前に、エリートコース邁進中、全女性社員の憧れの的・小田原が現れた。しかも小田原から猛烈アプローチを受けることに!?熱く迫る小田原も不能には適わないかと思いきや、情熱は増すばかり!?枯れた男と燃える男の熱い恋の物語登場。