本書は、2000年11月末日現在におけるJISの中から当該分野に関係する主なJISを収集し、利用者の要望等に基づき使いやすさを考慮し、必要に応じて内容の抜粋などを行ったハンドブックです。
化学事故は制御喪失の結果発生し、しばしば反応暴走や熱爆発に至る。これらの事故の多くは前兆があり、適切な時期に熱的プロセスデータの解析がなされていれば回避可能である。事故を回避するためのプロセス安全の知識は、プロセス安全の専門家だけではなく、プロセス開発および製造部門においても必要である。本書は、化学プロセスのリスク分析担当者、新規プロセス開発担当者、化学品製造責任者らが、プロセスの熱的側面を理解し、科学的に構築された、しかも実践に基づいた化学プロセス安全評価を実施できるようになるためのガイドである。
本書は、半導体製造、成膜、分析等に係る真空装置の構築・設計の現場で必要となる分野を中心として編集したものである。
核融合エネルギーの実用化に欠かせない、境界領域プラズマ物性ならびにプラズマー表面相互作用の体系化。
本書は熱や物質の伝達で最も問題となる熱と流れ現象を「パソコンによる数値実験で体験する」ことをテーマにしています。特に機械系分野で問題となる内部流れを中心に、境界条件の設定や境界条件モデルなど数値計算を行う上で最も重要な概念・手法について実践的に解説しています。本書にはN88BASICで書かれアスキーセーブされた計算プログラムが付属していますので、今すぐ“数値実験”を体験することができます。
本書は、物質の合成研究、物性研究、応用研究に従事するすべての研究者、技術者にとって必要となる機器分析法、さらには伝統的な湿式化学分析法、物理的測定法ならびに化学的前処理法を網羅している。各章においては、装置・機器、実験器具、操作手順、諸注意点など、読者が実際に実験を進める上で必要となる事項が重点的に述べられており、すぐに役立つ便利な書である。
「濃度と機能の分析化学」という観点で、試料の前処理からナノテクを利用した最先端の分析法までを網羅。創造的総合化学の真髄を究めるための座右の書。
本書は、各種の症候をもつ症例をあげ、これに対してQ&A式に、その症候から何を考え、また病歴・現症・身体所見・臨床検査結果から何を判断し、鑑別して、適切な診断に到達するまでの思考過程を示し、内科診断の進め方の実際を記したものである。
本書は、最近10年間のポリマーアロイの基礎と応用に関する多大の蓄積をまとめたもので、基礎研究では、統計熱力学に基づく多成分系の相平衡論、相転移のダイナミクス、多相系の材料力学・成形加工などを解説し、応用面では種々の具体例とそれらに要求される性能を実現するための考え方を述べた。