本書はエネルギー問題に焦点を合わせ、生活水準を変えずに化石燃料の消費量を減らす方法として、化学的発電方法である燃料電池、特に高温作動の固体酸化物燃料電池(Solid Oxide Fuel Cells,SOFC)を主題として取り上げる。
本書では、物理化学を基礎とする製剤設計・製造法、製剤評価法・薬物速度論・薬物体内動態学を基盤とする生物薬剤学の領域について、その基礎理論、実験法、解析法、応用、さらには臨床での薬物治療の場における適用に至るまで解説した。内容を整理し、図表、チャートを用いて理解を助けた。各章ごとに「重要事項のまとめ」および「演習問題」を掲載し、読者が自ら理解度をチェックできるように工夫している。
本書は、薬剤学を初めて学ぶ薬学生に対しては、医療や調剤など医薬品を取り扱う現場で役に立つ薬剤師となるために必要な基礎的事項についてわかりやすく記述した。また、その知識の整理と理解を探るため薬剤師国家試験問題から関連問題を抜粋して掲載した。大学院修士学生には、高度医療の現場で医師と共に一人一人の患者に適正なテーラーメイド治療に向けた医療の担い手として、また、製薬企業において創薬・創剤に活躍できる研究者となるために特に重要と思われる項目を応用編として指定し、日進月歩に進展する最新の研究成果を取り入れて記述した。
リウマチ性疾患・膠原病でよく見られる症状・症候・検査異常に遭遇した場合に基礎疾患を鑑別し確定診断へ導くための手順と、各疾患において診断・治療・病態把握・フォローアップに必要な手順を、チェックリストとしてまとめた構成をとっている。第1章では初診でリウマチ性疾患・膠原病によく見られる症状に出会った時、第2章ではリウマチ性疾患・膠原病が疑われる検査異常で患者が紹介されてきた場合を想定して、それぞれ問診・診察から鑑別診断・確定診断に至る手順を解説。第3章では各疾患から見た確定診断へ至る道筋・ポイントと治療方針決定へ至るまでの考え方を解説し、患者フォローアップのポイントを沿えて万全を期した。
世界に負けないものがある!!日本発“青色”発光ダイオード/超高速・超省電力デバイスの最前線。すべてがこの一冊に。最新のバイブル。
物体の損傷と破壊、その過程を記述する理論のすべて。基礎となるテンソル解析から、材料の数学的記述、各種の損傷破壊モデルへの応用までを体系的に解説。物体の破壊に関わる研究者・技術者に必携の一冊。
デカルトが自己の哲学の全貌をはじめて世に問おうとした著作(1644年刊)の初の全訳。第1部「人間的認識の原理について」が形而上学を扱い、他の第2部から第4部までが自然学の全体系を示す。第2部「物質的事物の原理について」は自然の運動法則一般をとりあげ、第3部「可視的世界について」は主として太陽系の成り立ちを論じ、第4部「地球について」はその生成を述べる。
基本原理、データの扱い方、誤差の考え方、今後発展が見込まれる応用技術まで、植生を対象としたリモートセンシングに必要な知識を網羅。高度な数式を使わず、その手法が用いられる理由を原理からていねいに解説。近接センシングについても解説。植物科学の研究者に役立つ!!
持続可能な社会を目指す都市づくりのために。熱、空気、緑化、水、資源、エネルギーといった都市環境を考えるために理解しておきたい基礎知識から、それらをふまえた建物、街区・地区といったスケールごとの設備システムの計画まで。