都市計画の視野を、公共空間である連続した河川空間、既存市街地、環境にも配慮した都市形成にまで広げて、流域圏と都市について論じたもの。自然と共生する流域圏・都市の再生(形成)について、日本のみならず世界の先進的な事例を紹介するとともに、そのために必要となる再生(形成)シナリオの設計・提示など、研究の成果等についてとりまとめたものである。
中小企業のサーバー機能を満載したSmall Business Server2000。インストールから運用までをやさしく解説。Small Business Server2000のすべてがわかる。
移動現象論(あるいは輸送現象論)とよばれる分野では、流れ・伝熱・拡散といった現象を統一的に取扱う。すなわち、流れは運動量の移動として、伝熱はエネルギーの移動として、そして拡散は物質の移動として解釈する。本書はこのような移動現象論の基礎となる式(第一部:基礎式)、これらの基礎式を実際に計算するための方法(第二部:数値計算法)、そして計算で得られた結果からこれを可視化する(第三部:可視化)、という一連の事柄を一冊にまとめたものである。第3版の改訂のポイントは、MAC法の解説に加えて、新たにSIMPLE法の解説を追加したことである。また、第2版よりも文字を大きくして、読みやすさにも配慮した。
物性論のための多体の量子論、すなわち主としてグリーン関数を用いた場の量子論の凝縮系への応用を平易に解説した教科書。絶対零度の形式から有限温度の松原形式、非平衡を扱うKeldysh形式、超伝導を扱う南部ーGor’kov形式までの解説を含む。量子ポイントコンタクトやトンネル接合などの電子デバイス的な応用例を取り上げながら、場の理論の手法の多様な技法を新しい視点を加味しつつ要領よくまとめてある。