「教科書にある図を動かしてみよう」、さらに「初期条件を変えて図がどんな変化をするのか調べてみよう」という発想のもとにパソコンを用いた物理のシミュレーション・プログラムを開発してきた。そのなかで生まれたのが本書である。
本書は、給排水衛生設備、空気調和設備、電気設備、防災設備を柱として、総合的な視点と各論の計画と設計とを合わせて示しています。特に総合計画論と寒冷地や温暖地の設備計画を採り上げたこと、基礎と応用を含む特論を設けたことは類書にない特徴です。
本書は、大学院の建築環境に関連した教科書として、また建築設備や環境設計の実務に携わる技術者の参考書として編集したものである。
第2巻は、エネルギーが自由に入手できなかった時代の民家に見られる熱環境調整手法から、高度技術を誇る現代の太陽熱利用システムまで、地球環境問題に照らした内容となっている。
本書は、人間工学をこころざす著者が、その基礎となる生理人類学の分野にて、人間の作業能と温熱環境への適応能の解明を最終目的とし、文部省科学研究補助費を得て行なってきた研究のまとめを試みたものである。
本書は小・中学校教員養成課程の学生の化学分野の教科書または参考書として書かれたものです。
線形応答理論の形成過程を振り返り、その熱力学的意義を明らかにする。ここでは、熱力学そのものの豊富化と深化の諸段階を追跡し、熱力学と統計力学の理論構造を解明。
本書は大学院教科書として編んだ。教科書だから先端的な成果を羅列することはしていない。講義や輪講の材料になるように、また、独習しても学習成果を確認するための演習問題を随所に用意してある。さらに、実際に冷凍システムを設計し、研究室によっては自製することになるときのためにデータ、資料も、学習のなかで一度は目を通せるような形で組み込んでおいた。本書をよく勉強すれば、誰もが今の先端のその先をいけるはずである。
本書は低侵襲性治療の実施方法をその手順に従いシェーマを多用しわかりやすく記述した。とくに大阪府立成人病センターでこれまで長年の経験により培われた治療法の“How to”と注意事項を豊富に記載するように努めた。また、肝癌の治療をこれから手掛けようとする研修医および一般臨床医向けに、器具の準備から術後管理までを詳細かつ簡潔に解説し、明日からの臨床に直ちに役立つようにした。