本書は機械製作のための数ある加工法の中の除去加工について概説したものである。
本書は、有限要素法による大規模流れ解析を行う研究者や技術者のために、基礎的知識ならびに大規模問題、要素分割法、アダプティブ法、(超)並列解析といった最新のトピックスを解説したものである。
設計の初心者のために、設計に必要な加工の基礎知識を解説。機械の設計の中でも、新しい機械を考案して設計する場合を想定し、主として切削加工を利用することを取り扱っている。
本書は、新しい構想にもとづく現代的な熱力学のテキスト・参考書である。熱力学をできるかぎり見通しよくかつ論理的に理解することを目指し、伝統的な方法とは異なるアプローチをとる。すなわち、マクロな仕事を主役にする操作的な視点から熱力学全体をとらえ、等温での操作(第二法則)と断熱下での操作(第一法則)をそれぞれ議論したあと、両者を統一する枠組をさがすことで、自然に熱力学の全体像に到達する。理解が困難といわれるエントロピーについても、「エントロピー原理」を中心に明解で生き生きとした位置づけを行なっている。初学者はもとより、すでに熱力学を学んだ読者にも深い理解が得られる最適な書である。
本書は、学部・大学院学生や本領域が専門でない研究者の方々に、遺伝子発現制御の研究の面白さやフロンティアをお伝えするのを主たる目的にしている。また、本領域に関係した研究者の方々には、知識の整理に役立つ。
本書は、結晶成長の物理的な基礎を解説する教科書である。最先端の研究を理解するための基礎知識を提供することを目的とし、最新の研究の内容にもふれながら、基本的な概念を詳しく説明した。
本書は、大学および高等専門学校の主として機械系学科で学ぶ学生諸君を対象として著された機械材料学に関する教科書である。また、本書はこれからの機械系技術者が修得しておくべき内容を網羅した。
複合材料のテキストとして理想的な内容との評価を得てきた書の改訂版。有機系および金属系複合材料の専門家である著者らが、広くプラスチック系、金属系、セラミックス系複合材料の基礎的内容を網羅して解説した新版である。初めに複合材料の性質・用途について概説した後、強化材とマトリックス材料の種類およびその組み合わせについて解説する。続いて複合材料の弾性変形に関係する内容、およびマトリックスと強化材の界面に関係する内容、非弾性変形や破損に関する事項を扱っている。さらに熱的特性、成形加工技術についてもそれぞれ1章を設けて詳しく解説し、最後に複合材料の応用に言及する。学部高学年および大学院生のテキスト・参考書として、また関連技術者・研究者にも示唆に富む解説書としてお薦めする。
本書は有限要素法の定式化からバルク加工の計算結果までを総合的に解説し、有限要素法を勉強する大学院生、有限要素法を使用する技術者を対象としている。
本書は、大学あるいは各種の研究機関において移動現象の研究を行なっている若手研究者、大学院生、ならびに企業の開発部門あるいは生産現場で移動現象に関係する問題に取り組んでいる実務家を対象にして、物質移動の基本的体系とその具体的応用を平易に解説した大学院レベルのテキストである。