「物理学(改訂版)」に対応した大学理工系初年級のための演習書。「基礎事項」は単なる公式の羅列を避け、物理法則や公式に至る考え方を正しく把握できるようくわしく説明し、復習にも役立つように工夫されている。「例題」は“考え方の筋道”をしっかりと理解・確認するための問題を配し、それに続く豊富な「演習問題」にスムーズにつながるようになっている。
初めて伝熱工を学ぶ大学・高専の学生を対象に、伝熱現象を理解するために不可欠な9つの基本的なテーマについて、それぞれの専門領域に明るく、教育経験のベテランである9人の執筆者がおのおの1章を担当して、数多くの図・表をまじえながら記述し、それを編者が取りまとめたテキスト・入門書。
スーパープロダクツはこうして生まれた-日立、ソニー、IBM、富士通、NEC、東芝、リコー。着想から完成にいたるまでを徹底取材。開発秘話、苦労、喜びなどエンジニアの生の声をレポート。
人間の脳に限りなく近い機能を持つニューロ(神経)コンピューターの研究が進む。複雑なプログラムがなくても学習・連想能力を駆使し画像や文字、音声などのあいまいな情報を瞬時に処理する注目の先端技術。ビジネス化めざし熱帯びる日米の研究開発のすべて。
原書第4版(1987年)による邦訳。固体の熱伝導や粘性、弾性体の振動などに加え、新たに「液晶の力学」の章を加え、工学・物理学に携わる学生および研究者のいっそうの便宜をはかった。
規制を解かれた両巨人、通信のAT&TとコンピュータのIBMは、高度情報化社会に照準を合わせ、互いの領域に進出を開始する。企業ネットワーク・サービス市場やOS「ユニックス」をめぐるビッグ・ビジネスの世界戦略を描く。
ここへ来て、天気予報は情報としての価値を持つに至った。この本では、そんな大それた“情報”を扱ったわけではない。が、その情報を読み取るためのヒントになるような事を集め、それを一問一答形式のクイズにまとめた。
相対論によって記述される時間・空間の概念は、日常の概念と大きく異なり「パラドックス」のようにみえる。この「パラドックス」のうち、光速度の限界性についてのパラドックスから理論的導きだされる超光速粒子タキオンについて詳しく解析する。このことにより、物理的、宇宙論的にさまざまな可能性を予想できるようになるだろう。
21世紀の使命は自然と共生した、生命を大切にする広義の経済学の確立である。それは、地救環境問題とエントロピー危機の深刻化に対する唯一の解答である。
総合電気工学の立場から、学習的要素と現場活用要素の結合を特徴づけ、斬新な内容構成でまとめている「電気工学ポケットブック(第4版)」の縮小版です。
われらの時代の最大の科学のドラマ-分子生物学の誕生と生化学の確立に深くかかわった科学者が自らの研究生活を回想し、現代科学文明を鋭く批判、そのあるべき姿を示す。世紀末ヴィーン、二つの世界大戦を含む激動の時代のベルリン、パリ、アメリカの諸都市の様相も活写され、「青春の文学」とまで評価された自叙伝の名著。