見る、触れる、驚く。科学はこんなに面白い。まず、数式を忘れてしまいましょう。そうすれば、科学はどんどん面白くなる。身近な材料を使った簡単にできる実験で、科学の「ふしぎ」を体感しよう。誰でも科学が好きになる、驚き実験を紹介します。
機器分析化学の内容の理解と、その理解をより深めることを最大の目的とする。説明はできるだけ端的に述べ、基本的な理解を求めるために多くの例題を用意し、余白を設け、問題を解くためのキーポイントなどを記しより理解しやすいよう配慮し、基礎から応用へと段階的に配置。また、例題よりはより程度の高い演習問題、総合問題も設けた。
伝熱学の知識は、今や熱エネルギーを直接取り扱う機器のみならず、機械工学のさまざまな分野で必要とされている。本書では、熱抵抗の概念を一貫して用いることで、伝熱の各現象の物理的な説明と定式化を簡潔にわかりやすく行うとともに、例題を数多く取りあげ、伝熱学の基礎的な考え方と問題を解く能力が十分に身につくように心掛けた。大学あるいは高専で初めて伝熱学を学ぶ方々に最適の教科書。
本書は、進展著しい3族窒化物半導体について、基礎から応用まで最新の内容をまとめたものである。1編では、3族窒化物半導体の結晶構造やエネルギー帯構造、また光学的・電気的性質など基礎物性を詳述する。2編では、本半導体研究のブレークスルーとなった様々な結晶成長技術について記述する。3編では、各種デバイスへの応用、すなわち発光ダイオード、レーザダイオード、受光デバイス、および電子デバイスなどについて、その構造、特性について詳述している。
初学者である学生に材料科学の神髄を伝える、平易でしかも高度な内容を含んだ教科書シリーズ。本書では、材料組織の形成機構を基礎から理解することに重点を置いている。
理科に親しみと興味を覚えてもらうこと、理科教育に役立つことを目的とした物理と化学の入門編。「理科年表」を中心に、基礎データの物理・化学的意味の読み方を、用語解説も含めてわかりやすく解説し、様々なデータを、数値の傾向が一目でわかるよう、グラフで表している。また、目には見えない分子を3次元で正確に再現している。理科アレルギーをなくす手助けとなる1冊である。
本書は、大学生のころから雲に魅せられた、若き女性写真家が卒業後の約10年間に国内、国外の航空路で、高度10,000m以上の高空を飛行中のジェット機機窓から、その時々に撮影していた雲の写真を、撮影時の思い出とともに集録した写真集です。
皇民化教育だけではなかった旧植民地・占領地の日本語教育。その多様な実態を一次史料の緻密な分析と関係者への聞き取り調査から紹介する。いまも底流するアジア各地の対日観の原点がここにある。
超巨大科学と超微細科学、ダーウィニズムと構造主義生物学がぶつかりあう科学の最先端に見え隠れする究極の原理!複雑系としての生命は偶然現われたのか?ダーウィン主義者と、コンピュータ科学者・物理学者・数学者・遺伝生物学者との熾烈な戦い…科学と哲学の途方もなく重要な主題をスリリングに展開する。
本書は、気象学の基礎を初学者のために解説したものである。大気現象を空間スケール、時間スケール、発現する高度領域によって整理し、紙数の許す範囲でできるだけ多くの現象を取りあげて記述し、そのメカニズムを説明した。
どこにでもある道具で実験する方法120例と科学史上の偉人たちのこぼれ話を満載。ウソのようなほんとの話とあわせて「理科年表」の飛び切り新鮮なデータを利用しながら、楽しんではいかが。一見無味乾燥な理科年表に様様な発見をすることでしょう。時間の流れに沿って、もう一度ながめてみると科学の大きな流れがわかります。「理科年表」の気象データ、天文データ、地学データなどがこの本によってますます身近になってくる事うけあいです。
本書は、主としてこれから建築を学び、建築および建築環境を創造することになるであろう建築系の学生(専門分野は問わない)を対象に、建築環境全般を平易に解説するものであるが、知識だけにとどまらず、ものの見方、考え方を学んで頂きたいと意図して企画されている。その意味では、とりわけ建築計画や建築設計の実務者に対する「建築環境工学・再入門」の書としての価値も高いものである。今般、音に係わるJIS改訂に伴う表記法の修正など、多くの場面でSI単位への移行が進行しつつあることもあって、単位の修正を行うとともに、必要箇所を修正して、改めて第二版として出版することとなった。
材料力学等の力学から電気磁気、熱、光、機械部品の公式までを網羅した公式集。高専、工学系初学者の副読本および参考書、また実務者が随時参照できる公式集として最適です。工学系初学者の必読書。
本書は、大学低学年の機械系学生のため、親しみやすく理解が容易であることを念頭に執筆された材料力学の教科書である。材料の応力、ひずみ、ねじりに対する基礎的事項から、工業的に重要な熱応力、不静定問題まで、半期15回の講義と自習で、十分消化できるように内容を厳選している。特に関係式の導出を丁寧に行ない、その背後にある物理的意味を明確にするよう努めている。例題・演習問題と詳しい解答を数多く盛り込み、また興味ある話題や先人のエピソードなどをコラム欄に取り上げるなど、初学者の自学自習にも使える好適な入門書である。
プラスチックには多くの種類があり、千差万別の性質を有しているし、高分子材料であるプラスチックは金属材料とは違った難しさもある。本書は、少なくともこれだけは知っているのが良いのではなかろうかと思うプラスチックの性質・成形加工方法・プラスチック業界を取り巻く問題などについてまとめたものである。
本書は、著者らの経験を踏まえて、最初から高度な知識を求めるのではなく、多少大雑把であっても本質を把握するように、できるだけ簡潔にストーリーをもたせ、詳細については注釈や例題を設けるなど、工夫して書かれている。
この本は第一に両親、それからその他の人々-日常的に、しばしば乳児や小児を預かる祖父母、教師、保母、ベビーシッター、児童指導員などのために編集されている。内容は明確で論理的に整えられ、わかりやすい説明付きの写真に簡単な語と見出しがついている。図解の形で大きく、順を追って非常に理解しやすくまとめている。応急処置法と手技は最新の実技であり、ヨーロッパ小児蘇生グループが制定したガイドラインと一致したものである。