本書では、誰にでもわかってもらえるようなレベルで、物理による自然の見方について語る。そして、その中で「単位系」というものがどのように定められているのかを説明する。
過去問をベースとした頻出分野別構成。
大平原を埋め尽くす広大な溶岩原。標高4,300mの高地に湧き出る温泉。中国の大地を地球科学的に調査する。
「大和」、「武蔵」などに装備されていた徹甲弾や装甲鈑の性能は世界に冠たるものと製鋼技術者として自負してはいた。第二次大戦では艦隊同士が激突して砲戦を交える決戦に遭遇しなかったので、この点を実証する機会もなかった。米軍は、終戦直後に来日して海軍の技術を克明に調査するとともに弾丸や甲鈑を米国に持ち帰り、実射を含む各種の試験を実施。その報告書類が機密保持期間後ワシントンの国立公文書館で開示された。日本海軍が実施していた製鋼作業の実態、製品の性能とともにベールに包まれていた「外国の甲鈑や弾丸との性能比較」も極めて正確に記載されていた。本書はこれらを本邦初公開する。
実験する化学手品80。遊べる理科の教科書。大人になった今だからこそ味わえる少年時代の興奮と感触。
大学学部4年生が初めて卒業論文研究を実施するときにおいても、本書を熟読し、その教えるところに従えば、レベルの高い実験結果を得ることができるように解説。個々の研究室が保有している実験上のノウハウを本書を通して公にし、研究者共通の財産にする。誰もが容易に入手して使えるコンピュータソフトウェアを用いた実験結果の解析法を解説。できるだけ実例を用いて解説することにより、個々の実験法と解析法がどのように適用できるかをわかりやすく解説。取り上げる項目は、生体機能関連化学のみならず、化学一般の研究で広く行われている実験とする。
「熱測定」は、物質の静的状態、動的状態、状態の安定性、状態変化、状態の安定化、状態の制御、相転移、組成変化、物質中の輸送現象、新物質の創製、ナノテクノロジーの基礎と応用研究において、重要な役割を果たしている。本書ではそれぞれの分野の碩学のご協力を得て、第1章では熱分析、第2章では熱物性、第3章ではナノ材料および界面の熱物性について著してある。第2章の熱物性には広く熱量測定が含まれている。
本書は、2級ボイラー技士試験を受験される方が、本試験前に今まで勉強した点を数多くの問題を解くことによって確認したり、実力をさらにつけていただくために企画・編集された。内容をいわゆる1問1答式にし、問題と解答・解説のページを分離させたことにより、見やすく勉強しやすい書籍である。
化石エネルギーから、自然エネルギーへの確かな道筋を描き出す。
学部3、4年生がこれから卒業研究や大学院の志望先を選ぶ際に役立つ入門書。原子レベルやナノスケールよりも、物質の巨視的な外形に重点を置いて述べている。