環境工学×マンガ=歓交響楽。悩み怪傑、オタスケマンガ。
高校物理徹底理解への近道。鉄緑会の長年の経験から、授業や受験勉強で抱く疑問や陥りやすい間違い例を厳選して詳説。効果的な授業のための副教材として先生方にも便利。
ニュートン力学のあとを受けた18〜19世紀は、熱をめぐる世紀となった。なぜ熱だったのか?本書は、科学者・技術者の実験や論理を丹念に原典から読みとり、思考の核心をえぐり、現代からは見えにくくなった当時の共通認識にまで肉薄する壮大な熱学思想史。迫力ある科学ドキュメントでもある。後世が断ずる「愚かな誤り」が実はいかに精緻であったかがじっくりと語られる。新版ともいえる全面改稿の全3巻。第1巻は、熱の正体をさぐった熱力学前史。化学者ラヴォアジェが熱素説の下で化学の体系化をなしとげ、より解析的に熱を取り扱う道が拓かれるまで。
カルノー28歳、わずか1篇の論文『火の動力』で、熱力学の基礎を確立した。イギリスに誕生した蒸気機関は、フランスで効率改良の理論研究が進められ、彼は熱の生む動力の絶対的な制約を見いだす。だがその理論は巨視的自然の究極の真理に触れるラディカルなもので、技術者にも物理学者にも受け入れられることなく長く埋もれる運命となる。第2巻は、熱力学草創期。熱素説の形成と崩壊、そして熱力学第1法則、エネルギー原理の確立と進む。さらに議論は熱力学第2法則とエントロピー概念の形成へとのぼりつめていく。欧米にも類書のない広がりと深さに裏づけられた、迫力ある科学史。
21世紀に入った後の中国社会に起きているいろいろな現象をできるだけ平易な中国語で書いた講読用のテキスト。初級段階を終えた学習者が無理なく入っていけるように、文脈に沿った語注を多く付けました。本文に出てくる重要な文法項目はポイントとして取り上げ、例文を挙げ、理解しやすくしてあります。
「エントロピー」の誕生は難産だった。熱の動力をめぐるカルノー以来の苦闘をへて、熱力学はやがて第1法則と第2法則を確立し、ついにエントロピー概念に到達する。マクロな自然の秘密を明るみに出したそのエントロピーとは何か。「エネルギーの散逸」とのみ捉えられがちな誤謬を正しつつ議論は進む。第3巻は熱力学の完成とその新たな展開。マクスウェル、トムソンらの寄与とクラウジウスの卓抜な総合化、さらにギブズの化学平衡論により制約因子としてのエントロピーの本性が明らかとなってゆく。論文・書簡を含む多くの原典を博捜して成った壮大な熱学史。格好の熱力学入門篇。全3巻完結。
スターリングエンジンの基礎理論、熱力学的解析手法や内外の開発状況はもちろん、熱交換器、シール、出力取出し機構などの構成要素についてもできる限り詳細に記述。
平成12年4月から平成20年10月までの船舶職員及び小型船舶操縦者法による海技試験として出題された問題のうち、機関科一級の問題と専門の先生方に依頼して寄せられた解答と解説等を集録した。