“とける”と“もえる”を中心に、身のまわりの現象をやさしく解説した教科・参考書。化学専攻の方々ばかりでなく、できるだけ多くの人たちが物質に親しめるように配慮されている。
機械工学の分野においても、パソコンは問題解決の強力な手段である。この本は、代表的な例題をあげて、パソコンの活用法を解説した格好の書。
材料力学の学びやすい入門書。明快で十分にわかりやすい説明!豊富な例題には懇切丁寧な解答!精選された基本的演習問題!単位の説明を行なったのち、SIで記述した。
多くの工業製品および美術・工芸品が物質の溶融現象を利用した加工法により製作されている。本書は加工法にとって最も重要な現象は溶融と凝固であるという観点から、これらを“溶融加工法”と命名し、その原理を極力統一的かつ簡潔に記述した大学あるいは工業高専、企業における教科書、入門書である。
元来、物理学の歴史は単に発明・発見の物語ではなく、すべての歴史と同じく、生きた人間と自然界との係り合いが重要である。本書は、自然についての知識を人間がどのように汲みとり、それを生活に社会にどのように応用してきたかといった物理本来の意味を基礎におきながら、物理学が芽ばえた古代文明期から論を起こし、20世紀初めの相対性理論や前期量子論に至るまでを、実に要領よく簡潔にまとめた秀逸の物理学通史。
本書は、弾性変形および非弾性変形、さらに有限変形までを統一的にとらえて取り扱う新しい「固体力学」について、基礎からコンピュータアナリシスの入門までを“簡潔でしかも平易”に解説した最新のテキストです。
エントロピーは120年も前に物理学に導入され、熱力学で中心的な役割をはたしてきました。さらにボルツマンの原理と、量子力学の発展に伴って、その概念は大幅に拡がり、現在では環境問題から経済現象にまで適用されています。この本は、まず物理学の発展とともに確立されてきた、エントロピーの概念を正しく理解することを目的に、さらに様々な現象や物性への適用についてやさしく解説しています。
本書は、変形する物体の応力やひずみについて論じる連続体の力学の基礎を理解するために書かれた入門書である。機械系はいうにおよばず、工学部各学科の材料の力学を学ぼうとする学生に好適のテキスト。
ニュートン・アインシュタインの物質・エネルギーの物理学パラダイムを否定的に継承し、“意識”の導入による複素理論から“影のエネルギー”を論証して物理学のパラダイム・シフトを完成した猪股理論積年の集大成!
本書は、大学・高専で熱力学を学ぼうとする工科系の学生や、社会において実際面で熱力学を使おうとしている技術者の皆さんが、自分で演習問題に取り組み、熱力学を理解してそれを道具として使えるようになることを意図して書かれたものである。