パソコンは有力な設計計算用ツールとなりつつある。すなわち、パソコンは設計者がいつでも簡便に使用できることから、設計計算式の他にも機械要素・部品の規格、機械装置を構成する材料の機械的性質などに関する情報をプログラム化して随時使用できるようにすれば、設計の効率化につながり、初心者でも迅速かつ確実な設計計算ができるようになる。本書は、機械設計に必要な応力、振動、流体力学、熱力学などの技術計算を誰もが容易にできるようにプログラム化したものである。
“多くの教科書には学ぶ側が一番知りたいことがなぜ書かれていないのか?”そういった不満にこたえるため、思い切った簡略化によって数学的諸概念のイメージを短時間で把握することを可能にした。従来の教科書が一様に取りこぼして来た重要部分を補完する理工系学生必読の参考書である。
本書は、型にはまった大学受験用の物理学に慣れ親しんだ学生諸君の固定観念を打破するのに苦心しつつ、もっと自由な本来の物理学の考え方に親しめるよう“誰でも読めばわかる”をモットーに執筆したものである。特に各節ごとに本文の理解を深めるのに必要なやさしい問をたくさん用意した。
欲張り過ぎて全てを失った男。あと一歩で巨利を逸した男。過去の栄光に溺れた者…。反面教師20例に学ぶ成功の秘訣。
液体・気体および強磁性体の臨界点近傍における現象論、そして流体と磁気における転移の類似性を主体としたテーマ“相転移と臨界現象”は、統計物理、物性論の急速な研究の進展により注目を浴びている。本書は、他の理論書などで高く評価・引用されている名著であり、研究者・学生のテキストとして格好のものである。
ひとつの会話、ひとつの言葉にこめられた思い-。その思い、その意味を理解することの大切さを著者は指摘し、患者との全人的なコミュニケーションの重要性を語る。本書は、長年、カウンセリングに従事してきた著者の、ナースを対象とした事例検討学習「看護とカウンセリング」の集成である。いろいろな事例、生きた人間関係を通じて、よりよい看護の実践を求める。
コンピュータを含む電子機器においては、機器の冷却という課題について、伝熱工学が果すべき役割はますます重要になってきました。すなわち電子機器は高密度実装化が進むにつれ、小型、高速化、性能向上のいずれかひとつをとっても、新しい冷却法の開発が製品の死命を制するような時代になってきました。