「コンピュータによる熱移動と流れの数値解析」(S.V.パタンカー著)と同一の数値解析法を採用し、実際のコンピュータプログラム化とその適用例までを詳述。
著者は、西ドイツでの建築と都市に関わる実体験を通して、バウビオロギー(建築生物学)という建築環境論の視座を示している。いわば、生態系としてのヒトが真に〈健康〉な状態で生活できる環境とは何か、この間に発する建築計画を明かす。
このプログラムは学校の教育現場で、多人数の人が同時に物理の学習をするという目的のために開発されました。使用する人ごとに異なった問題が出題されます。学習の内容は高校の物理から、大学の初年級の物理までを含んでおります。
21世紀の使命は自然と共生した、生命を大切にする広義の経済学の確立である。それは、地救環境問題とエントロピー危機の深刻化に対する唯一の解答である。
「天と地は混然として卵のようであり、そこから盤古という巨人が生まれた。1万8000年後には天地が分かれた。…天は1日に1丈だけ高くなり、地は1日に1丈だけ沈んだ」(三五暦記)なんと三国時代(220〜280)の昔に、中国には宇宙膨張の概念があった!では宇宙が膨張して今の姿になったのなら、膨張以前には何があったのか?ビッグバンの前には真空のインフレーションがあり、インフレーションの前には…と突きつめてゆくと、宇宙のはじめに「非存在」ありき、ということになるのである。
本書は、給排水衛生設備、空気調和設備、電気設備、防災設備を柱として、総合的な視点と各論の計画と設計とを合わせて示しています。特に総合計画論と寒冷地や温暖地の設備計画を採り上げたこと、基礎と応用を含む特論を設けたことは類書にない特徴です。
この10年間の法規の改正、学会・協会規格の制定・改訂に対応し、新しい技術、データ、図表を採り入れた最新版。
機械技術者が熱力学をあまり得意としないのは、諸々の物理学的諸概念を理解することが大切であるにもかかわらず、これらをしっかり身につけないままに先に進んでしまうからではないだろうか。そこで、本書では基本的理解を最優先させ、ポイントをついた説明や図面、例題によって物理的な意味を十分理解させるように務めた。
熱力学は古典論において完成し、3つの法則を柱としてさまざまな現象を説明してきた。それに微視的な解釈を与え分子論的な基礎づけをしたのが統計力学であり、統計力学の矛盾点は、今世紀初頭の量子力学の発展をうながした。本書は、それらの知識よりも考え方の修得に力点をおいており、その視点の新しさにより、解説が歴史的経過に従っていないにもかかわらず、読者は、古典論から量子論へと発展する物理学の流れをとらえることができるに違いない。
本書は、熱力学の要点を簡潔にまとめて読みやすく解説したものである。前半の基礎編では抽象的になりがちな基礎概念について、実例をあげて説明し、後半の応用編では、前半で学んだ概念を工業分野に展開する際に必要な、より具体的な問題の基礎理論が述べられ,精選された問題と詳しい解答がつけられている。