初めての受験者にも理解できるように、熱や冷凍装置に関する用語の説明や装置の基礎などの初歩的なところからわかりやすく解説。
モルもイオンもpHも、熱容量もエンタルピーも、じつはこんなにおもしろい!ミクロからマクロの物質世界へ。
電子機器筐体及び実装部品類の温度を予測するための「計算方法(手計算)」と、設計者誰でも適切な熱設計が可能になるような「標準熱設計プロセス」を提示。最新の熱設計技術の進展をふまえ、重要なことを網羅・加筆した改訂第2版。
例題をExcelで解きながら化学工学の基礎を気軽に楽しく学べる本。分離塔の高さや装置容積を求めたり、コストの計算まで、現場のエンジニアの実務に近い例題を多く取り上げた。Excelの操作性を生かし簡単なシミュレーションを行い、感覚的に学ぶことができる。例題で使用するExcelデータはすべて、専用ホームページから無料でダウンロード可能。Excelの操作はそのつど解説してあるので、Excelの初心者も手軽に読むことができる“化学工学を実践する”入門書。
本格的な熱力学への入口となる初歩の知識を修得するための入門書。微分量と微少量という考え方で、簡便に微分を扱い、状態変化の関係式、気体のする仕事、エンジンなど、相互に関係が深い部分は、式の誘導などを関連づけながら、細かく記述している。
いま誰もが信じていることが、ある日突然、根底から覆されたり、逆に、信じられないようなことが実験などによって証明されたり…。そんな物理学に挑むには、現状に満足しない反骨精神とあきらめない気持ちが必要なのかもしれません。常に最前線を追い求める物理学という学問と、それに挑み続けた人々の歴史を読んでいきます。
「医療従事者だけではない、読んだ者すべてをかならず感動させる医学ドキュメンタリーである」と本書を評しても、決して過言ではないだろう。麻酔のない時代、細菌が発見されていない時代、消毒など思いも及ばない時代が、つい150年ほど前まであったのだ。手術に伴う激しい疼痛、手術後の感染や膿血症の発生は避けられなかった。本書には、そこから近代医学がどのように発展してきたのか、あたかもその時代に読者が生きているかのように、生き生きと描写されている。
量子力学・統計力学の初歩を前提に固体物理学の基礎事項を丁寧に解説した、学部学生〜院生向きテキスト・参考書である。最近の研究成果の中から本書のレベルにふさわしい教材として、例えばグラファイトシートやカーボンナノチューブを取り上げている点や、絶縁体・半導体を「金属化」という観点を強調して解説している点など、オーソドックスな構成の中にも新鮮な内容が盛り込まれている。また、分かりやすさという点で、特に数式を抑えることはせず、むしろ式が意味する物理的内容を十分理解できることに意を尽くしている。固体一般の性質を一通り説明したのち、半導体、磁性、超伝導までの内容を、最新の知見をふまえ、またレベルを逸脱することなく、丁寧に解説している。
本書は、さまざまな調理現象のうち、特に加熱にかかわる現象に焦点をあて、実際の調理現場から出てきた疑問に答える形をとっています。