宇宙の中の知的生物としての自覚のもとに、人類のカタストロフの可能性とその原因を自然・技術・社会の全体にわたり、総合的に検討。「エネルギー問題」を軸に、壮大なスケールで人類史の未来を展望する。
この本はベルリン工科大学で最近数年間に行った講義“高分子の劣化と安定性”を基礎としている。したがって高分子の物性低下をひきおこす化学変化の原因となる諸因子を、どう取り扱うかを簡潔に述べる。
書物の素晴らしい世界を縦横に語る、至福の書物論。
式の羅列の熱力学がつまらないのはあたり前、必要なのは丁寧な説明とわかりやすい例、そして楽しくてためになる余談…。都筑教授があなたのプライベート・ティーチャーです。
本書はエレクトロセラミクス製造プロセスを具体的に取り上げ、プロセスに沿う素材性の発現メカニズムをどのように熱物理学的にとらえ解明するかを具体的に解説し、新しいエレクトロセラミクス設計プロセス学を解説する。
現地物理学全体を九章に分け、より先端的な分野から基礎分野へと配置。各章それぞれ独立に読み進むことができる。それぞれの分野の第一線で活躍中の研究者が鋭意執筆。索引を利用すれば用語辞典としても使える。物理学の発展に寄与した人物紹介のコラム付き。
廊下の角を通り抜けできるソファとはどんな形?凸形のタイルでお風呂の床を敷き詰めるやり方は?売りか買いか、相手の心理を読む仕手戦必勝法とは?フマジメでマジメな16のはなし。
日常生活の疑問から大自然の謎まで、現代人が知っておきたい科学常識63をセレクト。
統計力学の基礎を支えるエルゴードの問題については、長い間議論が絶えず疑問が秘められてきた。近年、カオス理論の発展、計算機の進歩による古典力学成果の見直しに伴い、この問題がふたたび多くの物理学者、数学者の関心を集めるようになった。本書では、エルゴード問題の発火点になった経緯,その後の発展,そして現代における洞察の深化を説き明かしている。