10年間の過去問を徹底解説。「学習のポイント」で出題傾向と効果的な学習を丁寧に指南。
熱、光、空気・風、そして音。わたしたちの身近な環境から、住まい、まち・都市、さらには地球の環境まで。工学的な手法でどうとらえるか、それをもとにどうかんがえるか、持続可能社会への道筋をどうつけるか。30人を超える著者の叡智をもとに、そのための基本をまとめたものが本書。今回、10年ぶりに中身を見直した。
科学のすぐれた成果を照らす光は、時として「研究不正」という暗い影を生み落とす。研究費ほしさに、名誉欲にとりつかれ、短期的な成果を求める社会の圧力に屈し…科学者たちが不正に手を染めた背景には、様々なドラマが隠されている。研究不正はなぜ起こり、彼らはいかなる結末を迎えたか。本書は欧米や日本、中韓などを揺るがした不正事例を豊富にとりあげながら、科学のあるべき未来を具体的に提言する。
本書は一般的な売買契約の内容や関連規格を参照しながら、LNGの計量に関する作業及びそれに付随する要求事項等を、技術及び契約の両面から包括的に解説するものであり、関係者ならびに実務者にとって、価値ある実務書である。
「関フェデ」の合言葉「おもろい、そして勉強になる!」、理念“明日から即戦力になる”実践的思考法を学ぶ、目的:関西エリアの若手医師のアカデミックな交流と卒後医学教育文化の共有・活用化、などを一挙公開!
固体物理学の初等的教科書の最新改訂版である。金属や半導体、完全結晶の性質だけに偏らず、固体物理全般を網羅し、物理的基礎を押えつつ実用的にも役立つように配慮している。シュレーディンガー方程式の初等的な取り扱いだけを予備知識として、初等的基礎理論と単純なモデルから広範な実験事実を説明し、豊富な例を述べている。第8版では、新しい進展を随所に取り入れるとともに、ナノ構造の章を加え、また、章の順序を入れ替えて発展の著しい超伝導と磁性体を早い段階で学習するように改められている。上巻には、結晶構造、フォノン、半導体、金属、超伝導など、第10章までとそれに関連する付録を収載している。
状態量の変化の間に成り立つ関係式によって熱現象を表す熱力学、微視的性質から巨視的性質を説明する統計力学について、基礎から量子論が関わる問題まで取り上げる。法則や公式を要約した「解説」、計算力を養う「例題」、理解が深まる「問題」をこなすことで、確かな力が身につく。全問に詳しい解答つき。学びはじめに最適な演習シリーズの新装版。
本書は、自然との共生やエコロジカルデザイン、都市や農村固有の風土・文化、さらに都市気候の変化等の新たな都市問題を題材として、自然を含んだ地域環境から学ぶことの重要性を述べている。さらに、都市や地域環境をサステナブルにデザインするための手法を紹介し、また下町や里山等の建築文化や地域文化の継承の意義を、地球環境との共生、持続性との視点から解明し、さらに継承の担い手である次世代のための生育環境のデザインについても触れている。