存在(ある)から発展(なる)へ、つまりは、可逆的な力学的世界観から不可逆的な熱学的世界観へ。非平衡熱力学の哲学的意義を説く。
1997年の初版発行から定評のある本書の9年振りの全面改訂版。コロイドと界面化学の基礎をじっくりと解説。応用面では既存技術を丁寧に、医薬・バイオ・電子・電池などの最先端技術を興味深く、さらに最新の測定法のキーポイントを解説。今回の改訂では、とくにゲル、微粒子および電子顕微鏡に新規項目を追加し、DDS、抗血栓材料、燃料電池などの先端技術は刷新した。
物理とは、いわば自然界のルールをとりあつかう学問です。たとえば、あなたがすべてをお見通しの“神様”でなくとも、相手が投げたボールがどこに届くのか、だいたい予想できるはずです。それはボールが毎回、同じルール、すなわち「法則」にしたがって飛ぶからです。このような法則を勘ではなく、だれでもあつかえるように体系化したものが物理学だといえます。この本では、力のはたらきや運動をはじめ、気体と熱、音などの波の性質、電気と磁気、ミクロな世界の法則から最先端物理まで、物理学の全体像をやさしく紹介しています。むずかしい計算をする必要はありません。物理の世界をどうぞお楽しみください。
CDデビュー10周年を迎えた辻井伸行。期待の最新録音盤は、
コンサートで演奏する度にCD化の要望が寄せられて来たベートーヴェンの「3大ソナタ」!
人気・実力ともに日本を代表するピアニストとして世界にはばたき続ける辻井伸行。
CDデビュー10年を迎え、その成長の証を刻んだディスクが登場します。ピアニストにとって王道中の王道、ベートーヴェンの3大ソナタ。
ポップソングにもカバーされたことのある《悲愴》の第2楽章は辻井がアンコールでもよく演奏する曲になります。
演奏を重ね、熟成させ、満を持して2017年2月と9月に分けてセッション録音。定評のあるベルリンのテルデックス・スタジオによる
名録音で、時に繊細微妙、時に力強く地響きと唸りをあげる辻井のベートーヴェンをご堪能下さい。
太陽、水、風、薪、もみ殻から作物残渣、糞尿まで、…身の回りにある小さなエネルギーをトコトン活かしてきた農家の技を集大成。人任せのエネルギー議論から一歩先へ。わが家のエネルギー自給作戦。
実際に出題された問題を例にとり、本番で要求される考え方を解説。実験操作のコツも余すことなく伝授!出場経験者がやさしく解説する世界レベルの高校化学!
本書は、大学・高専などの機械系学生がこれから学ぶ種々の材料関連の科目の基礎入門書である。
もしあなたが透明人間になったら、私たちには見えない光、超高温と超低温、人類は永久機関を夢見る…思わず徹夜してしまうミステリアスな物理のはなし。
高校物理を選択せずに理工系の大学に入学してきた読者にも、わかりやすく楽しく学べるように、解説には細心の注意を払った。微分・積分・ベクトルの演算などといった数学的な内容については、必要となった箇所でその都度解説することで、物理学を学びながら習得できるようにした。物理学が身近にあふれていること、また物理学の広がりを実感してもらえるような多くの例題・問題・章末問題を用意することにより、その都度自分の実力を養えるようにした。興味をそそられる物理学(および科学)の多彩な話題をコラムとしてまとめた。
「これでフーリエ変換も自由自在に問題が解けるようになります!」(馬場先生談)
「美しく」「硬く」「長もちさせる」などいろいろな機能を付与できるのが表面処理の特徴です。社会の多様化に即して技術開発や事業化が日進月歩で進んでいます。
身の回りの建築環境から法則を理解し、快適に過ごすためのデザインをイメージする。
2023年〜2014年の10年間の問題と解説・解答を課目別に完全収録。
“熱力学の方法を、平衡はもとより非線形性や不安定性をも含むあらゆる現象へ拡張できないであろうか?…新しい「構造」は常に不安定性の結果として出現する。すなわちそれはゆらぎから生じるものである。ふつうはゆらぎが生じると、系をもとの乱れのない状態に戻そうとする動きが続いて起るが、新しい構造が形成される場合には、反対にゆらぎは増幅される。…安定性の理論を不可逆過程の熱力学に結びつけ、ゆらぎの巨視的理論を包含する一般化された熱力学を作り上げなくてはならない。”散逸構造の理論で、1977年、ノーベル化学賞を受賞したプリゴジンの、グランスドルフとの共著による初期の著作。開放系に現れる構造の問題を、非平衡熱力学の立場から、物理学、化学、生物学について、統一的な観点からの説明を試みる。
数学・物理を指導する塾長が直接執筆。物理の苦手を克服するために徹底的に解説と分量を研究。上下巻合わせて700題以上の良質な問題で確実に基礎が定着する。物理に必要な数学の知識も理解・練習できる。公式は高校数学の範囲でできる限り導出。