スターリングエンジンの基礎理論、熱力学的解析手法や内外の開発状況はもちろん、熱交換器、シール、出力取出し機構などの構成要素についてもできる限り詳細に記述。
患者の表現方法は三者三様、発せられる言葉だけを頼りにすると正しい証は得られない。表情・挙動も観察しながら、どんな質問を投げかければよいのか、中医基礎理論を診療で使える形に変換するための方法論を提示。臨床でよくみられる症状について、問診の進め方の具体例をチャートで解説。著者の臨床経験に裏打ちされた含蓄のある話をコラムとして掲載。
急峻な地形、高い人件費など、日本以上に厳しい条件の中で、なぜ、林業が栄え、バイオマス産業がビジネスとしてなりたつのか。木質バイオマスが地域の重要なエネルギー源として確立し、産業として成立するためには、林業家やボイラーメーカーだけでなく、それにまつわる技術、サービス、ソフト、流通、振興を図る行政部門など、さまざまな課題を遂行する人びとが必要だ。実践事例を集めた本書では、バイオマス産業を支える要所の林家企業・組織をそれぞれの仕事場で取材。最先端で奮戦中の「人」をリポートすることで、日本での林業と木質バイオマス利用普及に必要なことを、鮮やかに浮き彫りにする。
フルカラーで見やすい、わかりやすい!国家試験やCBTを吟味して、薬学生が身につけておくべき内容を厳選!はじめて物理を学ぶ学生を想定して、答えを導く途中の考え方までしっかりていねいに解説。
本書は、物理現象を題材として、著者が自由に思考の翼を広げて書いた物語集であり、エッセイ集である。世界トップレベルの大学の入試面接で出題された問題が多くを占めるが、丁寧に読み進めていけば、高校数学・物理のある程度の知識をもとにして、十分に理解できるように配慮されている。世界史や科学者の逸話が問題の中にさりげなく散りばめられており、知らず知らずのうちに教養が身につく難問・奇問傑作選。
はじめてだから心配…習ったはずなのに、伝熱計算が解けない…そんな方々でも本書で学べば大丈夫。例題、演習問題を繰り返し解き、また問題結果を比較検討することで実務にも役立つ基礎力を的確に養うことができます。
魅力的な実例を通して建築インテリアを創造する。学びの始めは日常のくらしや身の回りの空間を観察し、モノや空間について自由に思いを巡らし、言葉にすることで体系化をはかります。
科学や技術の進歩により、単位の決め方も変わってきました。質量の単位も「キログラム原器」という時代遅れとも思える人工物による基準から、現代科学の最前線の知識を使った基準に変わろうとしています。これにはプランク定数という、量子力学で登場する基本定数を使います。本書では、そもそもプランク定数とは何か、そして、キログラムはどのように再定義されていくのか等について、量子力学誕生の経緯も含めて易しく解説していきます。
発電設備で電気をつくり、送配電設備で需要家に届ける「安定供給のための電力システム」について、社会情勢、国の施策、新しい試みまでを含めて紹介する本。基本原理・知識から構成要素、最新設備、維持管理まで、この重要なインフラ技術をわかりやすく丁寧に解説します。