本書は、工科系の大学・高専で熱力学を学ぼうとする学生諸君のために、その教科書あるいは参考書として書かれたものです。高校時代の理科の知識と簡単な微積分の計算がわかれば理解できるように平易かつ丁寧に図を多くして説明し、できるだけ例題を入れて説明し、さらに各章に演習問題をあげ、その解を巻末になるべく詳しく記述しました。
化学の世界がゼロからわかる!Newtonが総力を上げて制作した世界一美しくて楽しい化学大図鑑。
興味はあるけど、解説が小難しくて…とついつい敬遠してしまう物理・数学・化学・天文・生物…の法則・定理ー。「チンプンカンプン!」と投げ出す前に、ぜひこの本を手にとって読んでほしい。この本でわからないことは、他の本を読んでも絶対わからない。文系アタマのための科学入門書。
本書では、材料表面の電子状態から説き起こし、電気化学ポテンシャルを理解した上、金属や半導体の中での電子のエネルギー状態とその変化に伴う現象を見、それらが反応速度に及ぼす影響を検討し、それが金属や半導体の溶解現象や化学電池の性能にどのように関わっているかを解説した。本書は、材料電子化学を初めて学ぶ大学学部学生を念頭に置き、基礎的事項をできるだけ詳しく述べてある。
地球の温暖化は人為的な二酸化炭素排出が原因とされ、ノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が主導して、世界中でCO2の排出規制が叫ばれてきた。しかし、その論拠となった基礎データが捏造されていたことが二〇〇九年に露見する。このことは欧米ではクライメートゲート事件として大問題となっているが、なぜか日本ではほとんど報道されていない。本書は、地球の気候に関するさまざまなデータを科学的に読み解くことで、二酸化炭素の冤罪を晴らし、温暖化の実態とその真の原因を追い、エネルギーの正しい使い方を示す。
理系教科の「キホン」をおさえ、学習をサポートする入門シリーズ第1弾。日常生活のあらゆる場面に、物理学はかくれている!理科は苦手…勉強なんかしたって意味ないというあなたにこそ開いてほしい、ふしぎと興奮がつまった科学の扉。物理学に触れれば、見慣れた風景がきっと違って見えてくる。
例題で理解する重要公式。機械系の技術を学習する高専生、大学生、技術試験受験者、必携!!
非線形科学ーそれは近代科学が久しく避け続けてきた「自然の生きた姿の記述」に挑む新しい科学だ。例えばホタルたちの明滅が揃う同期現象や、物質の濃淡が形作る自己組織化のしくみはこの科学によって解き明かされる。本書では、非線形科学を一つの切り口としつつ、この分野の第一人者がより豊かでみずみずしい科学の可能性を探る。そして、科学知をも超えた新しい時代の知のあり方にまで思考の翼を広げる。