アート作品/活動は、人間と世界と社会の現状を照らし出し、その自明性を揺るがす。その力が顕れている諸事例の考察から、社会的出来事としてのアートの源泉に触れる。人類学者、社会学者、アクティビスト、アーティストたちによる応答と対話の共創。
本書は、昔から人々が住まいの知恵としてきたものを、科学の目を加えて見つめ直したり、新しい工夫を加えてシステムと呼べるものにしたり、現代生活に生かせるよう考えだされた知恵と工夫を集めました。大事なことは、それを使いこなし、住みこなすことです。そこで実際に住んでいる人を訪ね、エコ住宅に住むことの楽しさや、いいこと尽くしでなく具合の悪いことなども、率直に聞き出しました。
欲望という名の税金。
よく出る問題を精選した過去問演習の決定版!
なぜ穏やかで安定した天気と激しい雨を降らす不安定な天気があるのか。最新のスーパーコンピューターで計算した天気予報が外れることがあるのはなぜなのか。本書は、そういった疑問に、背景にある物理を説明する形で答える。しかも数式を使わずに。熱、大気循環、海流、…いろいろな現象が影響しあう気象と気候。その複雑な要素をひとつひとつ取りあげ、本質をつかむことができるようにていねいに解説する。大気に関心をもつすべての人が、見上げた空や天気図の後ろにひそむ科学の物語を読みとるための一冊。
歴史に名を残した著名な学者、天才として神格化されている学者でも、現在の基準に照らすと公明正大な人物ばかりでなかった。本書では一八世紀から現代まで、科学にまつわる欺瞞と信じがたい不正の数々を概観する。科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動にいたるまで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解とともに紹介する。