本書の執筆に際しては、伝熱工学を初めて学ぶ大学・高専の学生諸君と若い技術者を対象に、伝熱工学の要点を簡潔にまとめたが、単なる数式の展開や複雑な解法をら列することは避け、極力、伝熱現象の物理を理解して貰えるよう、記述に工夫をこらした。
空を見上げると、そこには実に「不思議」な世界が広がっている。飛行機はどうして飛べるのか?スイスイと空を渡っていく鳥とは何が同じで、何が違うのだろうか?闇にひそむコウモリ、草間の昆虫、ふわふわしたタンポポの綿毛、色とりどりの熱気球、宇宙を目指すロケット、近年話題のドローン…。さまざまな「飛ぶもの」の仕組みや秘密に迫る1冊。
各Themeの“Basic”を解いて、公式などの知識が身についているか確認します。“Advance”において、入試で狙われやすい問題を“Basic”で学んだことを活かして解きましょう。この本で知識と考え方をセットで身につけられれば、志望校の過去問で合格ラインが狙えます。国公立大学入試対策の一歩目に最適な問題集。
機械設計の基本である、均質等方性材料および異方性材料の弾性変形問題、熱応力、さらに弾性変形から塑性変形への移行を力学的に取り扱う方法を習得できる。近年、利用が拡大している複合材料について詳しく解説。例題・問題を解きつつ読み進むことで、読者を確かな理解に導く。複雑な計算を伴う例題にはWeb上に計算プログラムを用意した。
第6版第6刷に相当する第7版。総括の意味を含めて「化学基礎と材料の世界」という章を追加した。
地下水や土壌汚染といった環境問題、砂漠化、雨水資源化などに関連して、ますます重要性の増す名著。世界中で広く教科書、実用書として用いられてきた「SOIL PHYSICS」の改訂第6版。土中の物質移動の基礎理論を、多くの例題を通して体系的に学ぶことができる。また最新の研究、今後の課題についても幅広く論じた、土壌科学をはじめ、関連する農学、林学、陸水学、地下水学、地盤工学、環境工学の学生、技術者、専門家に適した一冊。
★仕様/特典
■タスキ裏に応募券印刷。※初回プレス分のみ
パッシブ手法とアクティブ手法を融合させた“環境デザイン”のための基本書。
日常現象について、物理をこよなく愛する物理学者たちがユニークな視点で語り合う名エッセイ集の第五弾。初版刊行以来約四〇年を経てもなお新鮮さを失わない。有名な「月では昼間星が見えるか」や足のない蛇がどうやって前に進むのかを謎解きした「蛇行よろめき談義」を収録。また教育と教科書の関係の本質を突いた「要約のすすめ・反要約のすすめ」は読みごたえがある。