/好きな装丁

ハヤカワポケミス新生第一弾。

タイトルと装丁の絶妙。

書店でみすず書房のフェアをやってたんだけど、その一角だけ装丁が非常に渋かった。
そのなかで異彩を放っていた二冊。

しかしぱんつがみえないのがすごい。

裏表紙とひとつながりになってて、そっちもいいんだよね。

し、渋い・・・と思ったら

こちらもなかなか。と思ったら

やはりこれは強いな。
ちなみに訳者は全部違います。

岩下 慶子（原作湊かなえ）『少女』

『D・キッサン短編集 矢継ぎ早のリリー』
これは「気になる」装丁！

クレア キーガン『青い野を歩く』

繁田 信一『殴り合う貴族たち』 (角川ソフィア文庫)
あんまり出来のいい本ではないが…装丁とタイトルと題材の勝利。

アナトール ル・ブラーズ『ブルターニュ幻想民話集』
未読ですが、図書館で見かけました。

ウィリアム・トレヴァー『密会』

香魚子『さよなら私たち』

こんな装丁もあったんですねー

1000番目の石像と化した王女、韃靼人の文字が密から描き込まれた聖画、最前景に異形の物体が浮遊する肖像画、“死の塔”の最初の受難者…など、7世紀のタクラマンカ砂漠から20世紀のカンボジアまでの時空間に、寺院、礼拝堂・回廊・草庵の建築・絵画縁起を基軸にして、該博の知識と豊かな想像力が編みあげた、奇妙で不思議な、15の夢幻の物語。
　
ハードカバーのほうが好きだけど、どこにも画像が落っこちてなーい！！