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社会人1年生のときの思い出のことを語る

大阪に放り込まれて、そこで仕事を覚えてゆくのだけど、あるときけっこう厳しいひとにつけられて指導をうけた。その日の最後にその怖い人と二人っきりになり、ふと先方が
「あんた名前なんていうん?」
と尋ねてきた。間髪入れずに
「楠田(仮)です」
「覚えといたるわ」
って会話があったんだけどその表情変えずにいわれた
「覚えといたるわ」
というのが、意味というかニュアンスが判らなくて、(あとでちょっと褒めてたらしいことを人づてに訊いたのだけど)そのときは俺失敗してないよなあとか余計なことを考えて、ちょっと怖かった。
以前どこかで書いたかもしれないけど、十数年たっても忘れられない。